2022年12月20日火曜日

黙示録21.9-27

 黙示録21.9-27


聖書は僕たちクリスチャンのこと、その集まりである教会のことをキリストの花嫁といいます。「…たりは一心同体となる。」これはキリストと教会とをさして言っているのです。(エペソ5:31-32)神様の願いは僕たちが聖められてキリストと一体になることです。キリストが僕らのために死ぬほどに愛してくださる理由は、しみや、しわや、そのようなものの何一つない、聖く傷のないものとなった栄光の教会を、ご自分の前に立たせるためです。(エペソ5.27)

黙示録の最後はキリストと妻である教会が完全に1つになる姿です。そのことを「新しいエルサレム」と言います。そこは聖なる人たちとキリスト一緒に住み、完全な交わりをする場所です。その意味で「花嫁」と言います。新しいエルサレムは神様と人々が完全に一つになって生活する新しい世界です。



(2-3)

私はまた、聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために飾られた花嫁のように整えられて、神のみもとから、天から降って来るのを見た。

私はまた、大きな声が御座から出て、こう言うのを聞いた。「見よ、神の幕屋が人々とともにある。神は人々とともに住み、人々は神の民となる。神ご自身が彼らの神として、ともにおられる。



そこに入る人たちには少しの汚れも罪もありません。「すべての汚れたもの、また忌まわしいことや偽りを行う者は、決して都に入れない。」(27)とあり、聖なる花嫁を見せてくれた御使いは、全ての罪と汚れをさばき、滅ぼすための災害を下した御使いです。呪われる人たちはいなくなっています。



(9-10)

また、最後の七つの災害で満ちた、あの七つの鉢を持っていた七人の御使いの一人がやって来て、私に語りかけた。「ここに来なさい。あなたに子羊の妻である花嫁を見せましょう。」

そして、御使いは御霊によって私を大きな高い山に連れて行き、聖なる都エルサレムが神のみもとから、天から降って来るのを見せた。



新しい住まいであるエルサレムはとんでもなく高級です。イエス様が地上におられた時、次のようにおっしゃってました。「わたしの父の家には、住まいがたくさんあります。(…中略…)あなたがたのために、わたしは場所を備えに行くのです。あなたがたに場所を備えたら、また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。わたしのいる所に、あなたがたをもおらせるためです。」(ヨハネ14.2-3)その住まいがある都の全体像が、聖書の最後になって明らかにされます。僕らの想像を超えています。都全体の形は正方形ですが、その一辺が約2400キロ、北海道から沖縄くらいです。そこに聖なるものとされた人たちがキリストとともに一つとなって生活します。



(11)

都には神の栄光があった。その輝きは最高の宝石に似ていて、透き通った碧玉のようであった。


(18ー23)

都の城壁は碧玉で造られ、都は透き通ったガラスに似た純金でできていた。都の城壁の土台石はあらゆる宝石で飾られていた。第一の土台石は碧玉、第二はサファイア、第三はめのう、第四はエメラルド、第五は赤縞めのう、第六は赤めのう、第七は貴かんらん石、第八は緑柱石、第九はトパーズ、第十はひすい、第十一は青玉、第十二は紫水晶であった。十二の門は十二の真珠であり、どの門もそれぞれ一つの真珠からできていた。都の大通りは純金で、透明なガラスのようであった。私は、この都の中に神殿を見なかった。全能の神である主と子羊が、都の神殿だからである。都は、これを照らす太陽も月も必要としない。神の栄光が都を照らし、子羊が都の明かりだからである。



新しいエルサレムに僕らは住むことになります。24時間、イエス様の光の中を歩みます。光の中を生きることは神様を愛することと互いに愛し合うことで満ちることです。「神が光の中におられるように、光の中を歩んでいるなら、互いに交わりを持ち…」(1ヨハネ1.5-7)「自分の兄弟を愛している人は光の中にとどまり、その人のうちにはつまずきがありません。」(1ヨハネ2.8-11)


黙示録は苦しみの先にある素晴らしいゴールを教えてくれています。目標はキリストとの結婚し、永遠に一緒に住むことです。光に照らされ、何も恐れることも隠すこともなく、平安と喜びの中を歩むことができるようになります。楽しみにしましょう。「この預言のことばを朗読する者と、それを聞いて、そこに書かれていることを守る者たちは、幸いである。時が近づいているからである。」(黙示録1.3)


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