ダニエルの時代、エルサレムはバビロンに占領され、ダニエルはバビロンに連れていかれただけでなく、異教の名前に改名させられ、徹底してバビロンの宗教や文化を身につけるため教育し直されました。そんな中でもダニエルは本当の神様を信頼して行くことをやめませんでした。彼は神様から与えられていた食物規定を守り、バビロンの王様に喜ばれるよりも、神様に喜ばれることを選びました。
(7-8)
宦官の長は彼らに別の名前をつけた。すなわち、ダニエルにはベルテシャツァル、ハナンヤにはシャデラク、ミシャエルにはメシャク、アザルヤにはアベデ・ネゴと名をつけた。
ダニエルは、王が食べるごちそうや王が飲むぶどう酒で身を汚すまいと心に定めた。そして、身を汚さないようにさせてくれ、と宦官の長に願うことにした。
王が決めた食事のメニューに逆らうなら、簡単に殺される時代です。
ダニエルの願いは、命がけでした。そんなダニエルの決断に神様が答えてくださいます。
(9)
神は、ダニエルが宦官の長の前に恵みとあわれみを受けられるようにされた。
宦官の長も王様を恐れています。王様に逆らうなら殺されます。
(10)
宦官の長はダニエルに言った。「私は、あなたがたの食べ物と飲み物を定めた王を恐れている。あなたがたの顔色が同年輩の少年たちよりもすぐれないのを、王がご覧になるのはよいことだろうか。あなたがたのせいで、私は王に首を差し出さなければならなくなる。」
それでも、彼はダニエルを憐れみ、恵みの心が与えられ、彼の提案を受け入れました。神様が人の心を変えてくださいます。神様が宦官の長にダニエルを憐れむ心が与えてくださいました
人の心を変えることができるのは神様だけです。状況を変えることができるのも神様だけです。
だから僕らは神様を第一とします。主に喜ばれる選択をし、決断し行動に移すときに、神様はそれを喜んで受けてくださいます。
「たとい義のために苦しむことがあるにしても、それは幸いなことです。」(1ペテロ3.14)天では喜ばれています!
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