赦しの祈りの祝福
自分でもよくわからないまま長年モヤモヤと苦しんでいるクリスチャンは意外と多いと思います。何をどう祈ればわからないときの助けになればと思います。
●準備のための祈り
自分の願いでなく、神様の思い通りになるように祈ります。自分を明け渡し、この祈りの中で主のみこころだけがなるように祈ります。
※祈りの例
ルカ 22:42 「父よ。みこころならば、この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしの願いではなく、みこころのとおりにしてください。」
●その1 自分の気持ちを神さまの前に注き出す。
いやな気持ちをそのまま神さまの前に言います。
1サムエル 1:15 ハンナは答えて言った。「いいえ、祭司さま。私は心に悩みのある女でございます。ぶどう酒も、お酒も飲んではおりません。私は主の前に、私の心を注ぎ出していたのです。
詩篇 62:8 民よ。どんなときにも、神に信頼せよ。あなたがたの心を神の御前に注ぎ出せ。神は、われらの避け所である。
※祈りの例
神さま( )を思い出します。( )なことがありました。(どのようなことがあったかを言う)私はそれについて( )と感じています。(どんな気持ちか、具体的に言う。)
私はこのことで(人の名前をあげる。自分も含めて)のことを( )だと思っています。(憎しみ、さげすみ、悲しみなど正直に言う。)
●その2 自分がこのことにとのように対応したかを思い出す。
痛みや悲しみの中で悪いこと(仕返し、悪口など)をしたかどうか思い出してみます。また、忘れるために何かをしたか思い出して、神さまに言います。
1ヨハネ 1:8-9 もし、罪はないと言うなら、私たちは自分を欺いており、真理は私たちのうちにありません。もし、私たちが自分の罪を言い表わすなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます。
※祈りの例
神様、わたしは、この出来事の中で( )をしてあなたを悲しませました。どうそこれらの罪をゆるしてください。あなたのきよめを感謝します。
●その3 神さまは、相手をゆるすことを願っておられます。
神さまは相手をゆるすように願っておられます。仕返ししたい気持、 うらみ、 怒りなどをすべてイエス様にお任せしましよう。 相手をゆるし、自分もゆるし、ゆるさない心をきよめていただきましよう。
詩篇 55:22 あなたの重荷を主にゆだねよ。主は、あなたのことを心配してくださる。
マタイ6:11私たちの負い目をお赦しください。私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦します。
コロサイ 3:13 互いに忍び合い、だれかがほかの人に不満を抱くことがあっても、互いに赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたもそうしなさい。
※祈りの例
神さま(名前をあげる。自分も含めて)に対する気持をあなたににお任せします。私は(名前)をゆるします。神さま(名前)をゆるさない心から私をきよめてください。そして、(名前)を祝福してください。
●その4 さばいてはいけません。
ルカ 6:37 さばいてはいけません。そうすれば、自分もさばかれません。人を罪に定めてはいけません。そうすれば、自分も罪に定められません。赦しなさい。そうすれば、自分も赦されます。
※祈りの例
(人をさばいたと思う場合)
神さま、私は(名前)のことを、( )と言ったり、( )と考えたりしてさばきました。 この罪をおゆるしくたさい。
この、人をさばく罪をすてます。イエス様、あなただけが(名前)をさばく方です。(名前)を私のさばきの悪影響から解放してください。
そして、私もこのさばきの罪の悪影響から解放してください。
(人からさばかれていると感じる場合)
神さま、(名前)のような行動や( )と言われたことにより、私はさばかれていると感じました。(名前)にさばかれていると思って私が受けた悪影響から解放してください。(名前)をゆるすことができるようにしてください。あなただけが私をさばかれるお方です。私を受け入れてくださることを感謝します。
●その5 神さまのせいにしているかもしれません。
傷ついたり悲しんだりすることで、 神様にがっかりしたり、 神様に怒っているかもしれません。その結果、神様を拒否する思いがあるかも知れません。
※祈りの例
神様、私は(出来事)について、 あなたに怒っていました。なたのせいにしていました。 このことはあなたを悲しませていました。 とうぞ私をゆるしてください。あなたへの怒り、うたがい、 (その他、 神様に対する悪い気持) から私を解放してください。 そして、 あなたと親しくできるようにしてください。
●その6 何が原因で不安で苦しいのかよくわからないとき。
詩篇 139:23-24 神よ。私を探り、私の心を知ってください。
私を調べ、私の思い煩いを知ってください。私のうちに傷のついた道があるか、ないかを見て、私をとこしえの道に導いてください。
不安や苦しみ、思い出す場面などをそのまま神様に言います。その気持ちや場面に対してイエス様がおっしゃっていることを求めます。また、他に思い出すべきことや考えるべきことがあるかどうかも求め、同じようにその気持ちや場面に対するイエス様のみことばを求めます。
あまりにも怖くて手に負えない時はムリをせず、信頼できる仲間や先生に一緒に祈ってもらいましょう。
※祈りの例
神さま( )を思い出します。( )なことがありました。(どのようなことがあったかを言う)私はそれについて( )と感じています。(どんな気持ちか、具体的に言う。)
イエス様、あなたがこのことについてどう思っておられるのか、教えてください。あなたのみことばと聖霊様の導きを求めます。
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