出産することは命をかけて自分も傷つき、苦しみ、汚れを受ける大変な仕事です。回復のためにはそれなりに時間がかかります。神様は出産した人が「きよめの期間」を過ごすように言われました。最初の7日間は出産に伴う出血やその他のきよめのための7日間です。そして、さらに33日間引きこもっているように言われています。
(1-4節)
主はモーセにこう告げられた。
「イスラエルの子らに告げよ。女が身重になり、男の子を産んだとき、その女は七日の間汚れ、月のさわりの不浄の期間と同じように汚れる。
八日目には、その子の包皮の肉に割礼を施す。
彼女は血のきよめのために、さらに三十三日間こもる。そのきよめの期間が満ちるまでは、いかなる聖なるものにも触れてはならない。また聖所に入ってはならない。
女性は大量に出血し、苦しみます。そのダメージや出産に伴う傷が癒されきよめられるには合計40日くらいかかります。聖書はその癒しを「出血の汚れから」のきよめと表現します。
(7節)
彼女はその出血の汚れからきよくなる。
女性はその後、ささげものを神様にささげて献身を願い、罪の赦しを願います。祭司はそれらを神様にささげて彼女が赦されきよめられたことを宣言します。神様は苦しんで出産する女性を回復させ、きよめるための方法を教えてくださいました。
(6-7節)
彼女のきよめの期間が満ちたら、息子の場合であっても娘の場合であっても、全焼のささげ物として一歳の子羊一匹と、罪のきよめのささげ物として家鳩のひなか山鳩を一羽、会見の天幕の入り口にいる祭司のところに持って行く。
祭司はこれを主の前に献げ、彼女のために宥めを行い、彼女はその出血の汚れからきよくなる。これが、男の子であれ女の子であれ、子を産む女についてのおしえである。
神様は40日、あるいは計80日(5節)もかけて汚れ傷ついた女性を回復させてくださいます。僕らの時代は癒しも回復もせっかちすぎるようです。神様はしっかり時間をかけて癒してくださいます。時代はますます急ぎ足で、簡単に手軽に癒したり回復させたりしようする時代です。でも、神様の癒しや回復はしっかり、ゆっくり、時間をかけてです。
神様の前に立ち止まりましょう。大きな試練の後、大事件の後の回復は7日間、40日間は普通に必要なようです。
僕らが時代に巻き込まれませんように。回復の時間、立ち止まる時間をたっぷりと過ごしますように。
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