2023年1月19日木曜日

レビ14.33-57

 レビ記は衣服や家についても、「きよいものときよくないものの区別」についての規定が書かれています。住んでいる家にツァラアトが発見されたなら、それが家財に移らないように家財を避難します。家のツァラアトがどのようなものなのかはっきり分かりませんが、カビのようなだった可能性があります。いずれにせよそれは、人を汚し、家財を汚すものです。なので「汚れることのないようにするため」に全ての家財を外に出します。人間だけでなく、あらゆるものがきよくあるように、汚れることがないように神様が願っておられることがわかります。



(34-36節)

わたしがあなたがたに所有地として与えようとしているカナンの地に、あなたがたが入り、わたしがその所有地にある家に、ツァラアトに冒された箇所を生じさせたとき、

その家の所有者は来て、祭司に、何か冒された箇所のようなものが家に現れたと言って、報告する。

祭司は、彼がその箇所を調べに入る前に、その家を片付けるように命じる。すべて家にあるものが汚れることのないようにするためである。その後で祭司はその家を調べに入る。


この当時、ツァラアトに冒されているかな?と思ったら祭司に報告し、祭司が丁寧に調べます。そして家がツァラアトに冒されているならその部分の石を捨てて取り替え、家の内側の全ての面を削って新しく塗り直すようにと聖書は命令しています。今でいうなら壁に一部でもカビがあったら家中の壁紙全部を取り替え、その場所の壁の建材も全部取り替えるようなものです徹底しています。


(40-42節)

祭司は、冒された箇所がある石を取り出し、それらを町の外の汚れた場所に投げ捨てるように命じる。

また、家の内側のすべての面を削り落とさせ、削り落とした漆喰を町の外の汚れた場所に捨てさせる。

さらに、別の石を取って前の石の代わりに入れ、また別の漆喰を取ってその家を塗り直させる。


家中の面を削り、漆喰を塗り直してきよめても再発することがあるなら、その家は壊して捨てなさい、と書かれています。

神様が汚れを嫌い、どんなにコストがかかっても汚れを捨てるように願っておられることがわかります。


(43-45節)

もし石を取り出し、家の壁を削り落とし、また塗り直した後に、再び冒された箇所が家に生じたなら、

祭司は入って調べる。もしその箇所が家に広がっていたら、それは家に付く悪性のツァラアトであり、それは汚れている。

その家はその石材と木材と漆喰のすべてを取り壊し、それを町の外の汚れた場所に運び出す。


神様がどれほど汚れを嫌っておられるかがわかります。イエス様も僕ら人間に悪影響のあるものはどんなに高価なものでも捨てなさい、とおっしゃいました。


(マタイ5:29-30)

もし、右の目が、あなたをつまずかせるなら、えぐり出して、捨ててしまいなさい。からだの一部を失っても、からだ全体ゲヘナに投げ込まれるよりは、よいからです。もし、右の手があなたをつまずかせるなら、切って、捨ててしまいなさい。からだの一部を失っても、からだ全体ゲヘナに落ちるよりは、よいからです


僕らに悪い影響をもたらすものなら、どんな小さなものでも捨てるのが神様の願いのようですお金がかかるとか、もったいない、ということよりも、僕らが神様に喜ばれ、きよくされて行くことこそが神様の願いです。悪いもの、汚れをもたらすものがあったら惜しまず捨てましょう。これはどうかな?というモノがあったら大祭司であるイエス様に聞いてみましょう。神様は僕らがますます聖なるものとされることを願っておられるし、そのようにしてくださいます。


(1テサ 5:22-23)

悪はどんな悪でも避けなさい。

平和の神ご自身が、あなたがたを全く聖なるものとしてくださいますように。主イエス・キリストの来臨のとき、責められるところのないように、あなたがたの霊、たましい、からだが完全に守られますように。


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