2023年1月23日月曜日

レビ2章

 神様に喜ばれるささげものに「穀物のささげ物」があります。穀物をそのままささげるのではなく、脱穀して臼で引いて小麦粉を作り、それを神様にささげなさい、と書かれています。しかも、それには「油を添えなさい」とあります。油を作るのも当時は大変な手間でした。そのように神様に与えられた収穫を感謝して、しかも手間をかけて捧げます。そのように神様から与えられるもの+自分たちの労力=神様に喜ばれるささげものです


(1-2節)

人が主に穀物のささげ物を献げるとき、そのささげ物は小麦粉でなければならない。その上に油を注ぎ、その上に乳香を添え、

それを祭司であるアロンの子らのところに持って行く。祭司はその中から、ひとつかみの小麦粉と油と乳香すべてを覚えの分として取り出し、祭壇の上で焼いて煙にする。これは主への食物のささげ物、芳ばしい香りである。


小麦粉やパンのささげものは祭司たちが食べる食料になりました。聖書は神殿でフルタイムで奉仕する祭司はささげものの中から生活の糧をいただくように教えています。


(3節)

その穀物のささげ物の残りはアロンとその子らのものとなる。それは主への食物のささげ物のうちの、最も聖なるものである。


神様へのささげものが神殿での祭司の食料となったように、今も福音の奉仕をする人は福音の働きから生活費を得るようにと聖書は教えています。


(1コリント 9:13-14)

あなたがたは、宮に奉仕している者が宮の物を食べ、祭壇に仕える者が祭壇の物にあずかることを知らないのですか。同じように、主も、福音を宣べ伝える者が、福音の働きから生活のささえを得るように定めておられます。


僕らがささげる献金や奉仕は神様のものです。が、それは神様に専門的にお仕えする人の生活を保証します。神様はそのことを「塩の契約」と呼んでお決めになりました。


(民数記18.19)

イスラエル人が主に供える聖なる奉納物をみな、わたしは、あなたとあなたの息子たちと、あなたとともにいるあなたの娘たちに与えて、永遠の分け前とする。それは、主の前にあって、あなたとあなたの子孫に対する永遠の塩の契約となる。


神様が働き人の生活を保証してくださる「塩の契約」の現れとして塩味をつけるように言われました。塩は神様との約束の印でした。


(13節)

穀物のささげ物はみな、塩で味をつけなさい。穀物のささげ物に、あなたの神の契約の塩を欠かしてはならない。あなたのどのささげ物も、塩をかけて献げなければならない。


僕らが預かっている収穫や収入も、そしてそれを加工する手間も全部、神様に喜ばれます。そして、主の働きに召されている人はささげものの中から生活費が与えられるようにと聖書は言います。今日も僕らの手間も収入も主にささげ喜ばれますように。そして、今日も僕らのささげものを用いて神様が働き人たちを十分に支えてくださいますように。主は僕らのささげものを喜んでくださいます!


0 件のコメント:

コメントを投稿