2023年1月23日月曜日

マルコ3.13-15

 僕らは立候補してクリスチャンになったのではありません。自分で決心したけど、実はイエス様が選び呼んでくださいました。教会(エクレシア)は「呼ばれた者たち」という意味です。イエス様に選ばれた最初の12人の使徒たちも同じです。「あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。」とイエス様はおっしゃいます。(ヨハネ15.16)



13

さて、イエスが山に登り、ご自分が望む者たちを呼び寄せられると、彼らはみもとに来た。



選ばれた使徒たちには3つの役目がありました。 


1 イエス様のそばにいること。

2 遣わされて宣教すること。

3 悪霊を追い出すこと。



14-15)

イエスは十二人を任命し、彼らを使徒と呼ばれた。それは、彼らをご自分のそばに置くため、また彼らを遣わして宣教をさせ、

彼らに悪霊を追い出す権威を持たせるためであった。



1 イエス様のそばにいること。


イエス様が使徒たちを選んだ目的の一つ目は「そばに置くこと」です。いつもイエス様の近くにいて、話し交わり、イエス様のなさることを見ていることが目的です。彼らはいつも一緒です。イエス様の近くにいることは「どうしても必要なことはわずかです。いや、一つだけです。」とさえ言われています。(ルカ10.42)これは僕らにも適用できて、僕らの中にイエス様の御霊がいつも住んでおられて一緒です。意識してもしなくても一緒だけど、一緒にいてくださるイエス様にいつも話し(祈り)聖書を活字としてでなく、今神様が語ってくださっていることばとして聞くことが僕らにとってもイエス様にとっても大事な目的であり喜びです。



2 遣わされて宣教すること。


「使徒」(アポストロス)の意味は使者、使節、です。イエス様がおっしゃることを代理として伝えます。イエス様が言ってないことは言いません。「え、そんなの無理」と思うかもしれませんが、僕らの力でもことばではなく、僕らの中におられる御霊(イエス様の霊)の現れです。使徒パウロは言いました。「私のことばと私の宣教とは、説得力のある知恵のことばによって行なわれたものではなく、御霊と御力の現われ」と言っています。(1コリント2.4)遣わされていくことは、離れて1人で頑張ることではなく、いつもイエス様と一緒です。もし、反対にあったり攻撃されることがあっても大丈夫です。「人々があなたがたを引き渡したとき、どのように話そうか、何を話そうかと心配するには及びません。話すべきことは、そのとき示されるからです。というのは、話すのはあなたがたではなく、あなたがたのうちにあって話されるあなたがたの父の御霊だからです。」(マタイ10.19-20)



3 悪霊を追い出すこと。


悪霊はいつもイエス様に恐れおののいています。イエス様には絶対勝てないを知っているからです。汚れた霊どもは、イエスを見るたびに御前にひれ伏して「あなたは神の子です」と叫んでいます。(マルコ3.11)同じように、イエス様の御霊を受けて、イエス様と一緒にいる僕らも悪霊に圧勝しています。理由はイエス様と一緒だからです。イエス様がその力で悪霊を追い出してくださいます。が、それを実際にするのは使徒たちでした。そして、今もクリスチャン全員がイエスキリストの体の器官として、その役目をします。「イエス様の御名によって命ずる。悪霊よ出て行きなさい」と命令したり祈ったりする権威を僕らも預かっています。イエス様は「悪(悪霊 悪魔)からお救いください」と祈るように言われました。僕らの中に住んでおられるイエス様は圧勝しています。だから、僕らもイエス様によって、悪霊を追い出す権威があり、命令できます。悪魔は従います。まるで大使館が本国の権威を行使できるのと同じ、支店が本店の権威を一部預かっているのと同じです。「堅く信仰に立って、この悪魔に立ち向かいなさい。」と聖書は言います。(1ペテロ5:9)大事なのは、一緒にいてくださるイエス様への信仰、信頼です。僕らは弱くてもイエス様は圧勝し、悪霊は怯えています。これが真理です。真理に立つことが勝利です。そして、聞くだけ、知識だけでなく行動することです。まず自分が神様に従うことです。知識だけで実生活は罪を愛して従っているなら悪霊を追い出す権威はありません。神様に従い、神様の近くにいることは悪霊への勝利です。聖書は「神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります。」(ヤコブ4.7)と言います。



今日もイエス様は一緒です。イエス様がことばを語りかけてくださっています。そして、僕らではなくイエス様の力は最強です。安心して行きましょう。ハレルヤ!









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