2023年1月17日火曜日

ユダの手紙1-19

 僕はずっと何年も「教会は赦された罪人たちの集まりだから互いに悪く思ってはダメ」と思っていました。…ですが、聖書は単純に「どんな人でも受け入れましょう」とは言ってなく、逆に警戒すべき人がいる、とはっきり書いてありました。


(3-4節)

愛する者たち。私たちがともにあずかっている救いについて、私はあなたがたに手紙を書こうと心から願っていましたが、聖徒たちにひとたび伝えられた信仰のために戦うよう、あなたがたに勧める手紙を書く必要が生じました。それは、ある者たちが忍び込んできたからです。彼らは不敬虔な者たちで、私たちの神の恵みを放縦に変え、唯一の支配者であり私たちの主であるイエス・キリストを否定しているので、以下のようなさばきにあうと昔から記されています。


聖書の教える真理のために「忍び込む」ニセの教えをする人たちと戦うようにと書かれています。戦うといってもケンカするのではなく、自分も周りも惑わされずに真理に立つようにする、という意味です。警戒すべき人は特徴があるのですぐわかります。4節に3つの特徴が書かれています。①「不敬虔な者たち」つまり、神様を信じ恐れるつもりのない人たちです。②「神の恵みを放縦に変える」人たちです神様の赦しをめちゃくちゃに拡大解釈して「本能のまま、欲望のまま生きても大丈夫」と教えます。そして、③「唯一の支配者であり、私たちの主であるイエス・キリストを否定」します。つまりイエス様の権威なんてない、イエス様に従う必要なんてない、と教える人たちです


8節)

この人たちは同じように夢想にふけって、肉体を汚し、権威を認めず、栄光ある者たちをののしっています。


この人たちは、イエス様の教えも権威も認めないので、彼らの話は「夢」とか「想像」です。しかも、肉欲にまみれた夢で、しかもそれを実際にするので「肉体を汚す」人たちです。また、イエス様が与えてくださった権威、例えば親とか先生や牧師も認めず、逆に権威を預かる人たちをののしります。警戒すべき人たちの特徴はわかりやすいです。(8節)


(16節)

彼らは、ぶつぶつ不満を並べる者たちで、自らの欲望のままに生きています。その口は大げさなことを語り、利益のために人にへつらいます。


19節)

この人たちは、分裂を引き起こす、生まれつきのままの人間で、御霊を持っていません。


このように、イエス様が与えてくださる御霊も信仰も持ってないのですが、なんと、教会の仲間っぽく一緒に交わり食べたりします。ところが、彼らが求めているのは神様でなく自分の欲望を満たすことです彼らは利益のために人をほめるようです


(12節)

この人たちは、あなたがたの愛餐のしみです恐れる心もなく一緒に食事をしますが、自分を養っているだけです


このような人たちが教会に現れることは聖書の他の箇所でも何度も書かれています。


17-18節)

愛する者たち。あなたがたは、私たちの主イエス・キリストの使徒たちが前もって語ったことばを思い起こしなさい。

彼らはあなたがたにこう言いました。「終わりの時には、嘲る者たちが現れて、自分の不敬虔な欲望のままにふるまう。」


神様がそのような人たちを正しくさばいてくださいます。僕らがすべきことはイエス様の真理のことばを守ることです夢とか想像とか放縦に従うように教える人たちに、神様が正しい裁きをしてくださることは過去の例からも明らかです


(5-7節)

あなたがたはすべてのことをよく知っていますが、思い起こしてほしいのですイエスは民をエジプトの地から救い出しましたが、その後、信じなかった者たちを滅ぼされました。

またイエスは、自分の領分を守らずに自分のいるべき所を捨てた御使いたちを、大いなる日のさばきのために、永遠の鎖につないで暗闇の下に閉じ込められました。

その御使いたちと同じように、ソドムやゴモラ、および周辺の町々も、淫行にふけって不自然な肉欲を追い求めたため、永遠の火の刑罰を受けて見せしめにされています。


(14-15節)

「見よ、主は何万もの聖徒を引き連れて来られる。すべての者にさばきを行い、不敬虔に生きる者たちのすべての不敬虔な行いと、不敬虔な罪人たちが主に逆らって語ったすべての暴言について、皆を罪に定めるためである。」


聖書はこの世の終わりには教会の中にもめちゃくちゃな教えや欲望のままに生きる人たちが現れることを教えてくれています。神様は正しくさばいてくださいます。僕らがすべきは、目を覚まして、聖書の真理を食事のように食べ続け、反芻することです。信じる僕らは神様に召され、愛され、守られています!


(1-2節)

イエス・キリストのしもべ、ヤコブの兄弟ユダから、父なる神にあって愛され、イエス・キリストによって守られている、召された方々へ。あわれみと平安と愛が、あなたがたにますます豊かに与えられますように。

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