2023年1月12日木曜日

伝道者の書11章

 「こうすればうまくいく」という話が僕らは好きですが、上手くいくかどうか、それは神様が決めることです。「あなたは一切を行われる神のみわざを知らない。」と聖書は言います。(5節)うまくいく、という保証はなくても、それでも神様に信頼しつつ行動するのが大事です全てはタネをまくことから始まります。タネをまかなければ何も起こりません。そして、結果には時間が必要です


聖書のみことばがタネだとすれば、それを自分の心に毎日まく人は、全然結果が見えなくても、いつの間にか実を結んでいることがあります。他の人にみことばのタネを伝える人も同じです。だから「朝にあなたの種を蒔け。夕方にも手を休めてはいけない。」と聖書は言います。(6節)


母親のお腹の中で胎児がどのように育つのか僕らにはわかりません。同じように、何も起こらないように見えても、ただ、神様に信頼して誠実にすることが大事です。今日は風だから、種まきはやめよう、今日は雨が降りそうだから、刈り入れはやめよう、と先延ばしの理由ばかり考えている人は何も生み出すことがありません。


(4-6節)

風を警戒している人は種を蒔かない。雨雲を見ている人は刈り入れをしない。

あなたは妊婦の胎内の骨々のことと同様に、風の道がどのようなものかを知らない。そのように、あなたは一切を行われる神のみわざを知らない。朝にあなたの種を蒔け。夕方にも手を休めてはいけない。あなたは、あれかこれかどちらが成功するのか、あるいは両方とも同じようにうまくいくのかを知らないのだから。


結果がどうなるかわからなくても、神様に信頼して行動することは、まるで水の上にパンを投げるようです。一見ムダに見えますが、それでも神様はそれを用いてくださいます。また、神様が与えてくださったものは自分のものにせず、隣人と分け合うようにと聖書は教えます。与える人は与えられます。神様にささげる人は与えられます。


(1-2節)

あなたのパンを水の上に投げよ。ずっと後の日になって、あなたはそれを見出す。あなたの受ける分を七、八人に分けておけ。地上でどんなわざわいが起こるかをあなたは知らないのだから。


受けるよりも与える方が幸いです。新約聖書は言います。


(1コリント9.6)

少しだけ蒔く者は、少しだけ刈り取り、豊かに蒔く者は、豊かに刈り取ります


調子が良くても悪くても、状況が良くても悪くても、反対を受けていても誠実に神様と人を愛し続け、仕え続けることは神様に喜ばれています。自分でも忘れてしまっても、神様は覚えていてくださいます。今日も僕らが怠けずに、神様を愛し、人に仕え続けますように。


(ガラテヤ 6:9 

善を行なうのに飽いてはいけません。失望せずにいれば、 時期が来て、刈り取ることになります。


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