伝道者の書は「もし神様がいなかったら全てはむなしい」と言います。もし死後に何もないなら、キリストを信じるとか、信じたら赦されるとかいう教えもむなしいものです。聖書はそう言います。
(1コリント15.17-19)
もしキリストがよみがえらなかったとしたら、あなたがたの信仰は空しく、あなたがたは今もなお自分の罪の中にいます。
そうだとしたら、キリストにあって眠った者たちは、滅んでしまったことになります。
もし私たちが、この地上のいのちにおいてのみ、キリストに望みを抱いているのなら、私たちはすべての人の中で一番哀れな者です。
でも、キリストは復活して「死後のいのちはある」こと、本当にキリストが「神の御子である」ことを証明されました。
(1コリント15.20)
しかし、今やキリストは、眠った者の初穂として死者の中からよみがえられました。
(ローマ1.4)
死者の中からの復活により、大能によって公に神の御子として示された方、私たちの主イエス・キリストです。
キリストが死後の世界があることを証明された以上、僕らが地上で神様と隣人を愛することは永遠に残る価値のあることです。その労苦は神様に喜ばれ、永遠の報いがあります。
(1コリント15.58)
ですから、私の愛する兄弟たち。堅く立って、動かされることなく、いつも主のわざに励みなさい。あなたがたは、自分たちの労苦が主にあって無駄でないことを知っているのですから。
もしも、神様がいなければ、宗教をやるのはむなしいことです。儀式を守ったところで意味はありません。ただ、死んでおしまいです。
(2-3節)
すべてのことは、すべての人に同じように起こる。同じ結末が、正しい人にも、悪しき者にも、善人にも、きよい人にも、汚れた人にも、いけにえを献げる人にも、いけにえを献げない人にも来る。善人にも、罪人にも同様で、誓う者にも、誓うのを恐れる者にも同様だ。
日の下で行われることすべてのうちで最も悪いことは、同じ結末がすべての人に臨むということ。そのうえ、人の子らの心が悪に満ち、生きている間は彼らの心に狂気があり、その後で死人のところに行くということだ。
伝道者の書を書いたソロモンは神様を信じていました。この天地を神様が作り、人間を作り、人間を愛し、良いものを与え、楽しませてくださることを彼は知っていました。
(7-9節)
さあ、あなたのパンを楽しんで食べ、陽気にあなたのぶどう酒を飲め。
いつもあなたは白い衣を着よ。頭には油を絶やしてはならない。
あなたの空しい人生の間、あなたの愛する妻と生活を楽しむがよい。彼女は、あなたの空しい日々の間、日の下であなたに与えられた者だ。それが、生きている間に、日の下でする労苦から受けるあなたの分なのだ。
僕らの人生は神様からの恵と愛と喜びに満ちています。僕らがそれを忘れて気がつかないだけです。パンもワインも神様からのプレゼントです。世界では1分間17人の餓死しています。今日も食事が与えられていることは神様からの恵みです。美味しいとかまずいとかいう前に、与えられている食物を感謝しましょう。
(8節)
いつもあなたは白い衣を着よ。頭には油を絶やしてはならない。
白い衣を着ることは神様に奉仕する人の服です。また、聖書全体によると白い衣はイエス様によって罪がきよめられた人という意味があります。頭に油を注がれることは、神様に選ばれ人、聖霊が与えられた人、という意味があります。
神様は僕らを喜び、毎日必要なものを与えて楽しませてくださっています。しかも、地上にいながら既に罪は赦され、聖霊が与えられています。与えられている家族も天の神様の喜びを地上でも与えようとして与えられているプレゼントです。
(9節)
あなたの空しい人生の間、あなたの愛する妻と生活を楽しむがよい。彼女は、あなたの空しい日々の間、日の下であなたに与えられた者だ。それが、生きている間に、日の下でする労苦から受けるあなたの分なのだ。
また、地上でやるべき仕事が与えられているのも神様からの恵みです。
(10節)
あなたの手がなし得ると分かったことはすべて、自分の力でそれをせよ。あなたが行こうとしているよみには、わざも道理も知識も知恵もないからだ。
全ての人は死を迎えます。ですが、その先には報いがあります。その喜びと報いは既に地上の人生において始まっています。与えられている食べ物や飲み物、家族、伴侶、そしてやるべき仕事、全てが天の喜びが地上に注がれ、良いものとして与えられているものです。神様を知らなければ、全てはむなしく、「食べたり飲んだりしようではないか。どうせ、明日は死ぬのだから」と投げやりになってしまいます。(1コリント15.32)でも、神様はおられます。僕らを愛し、喜んでおられ、良いものを与えておられます。
今日も神様から与えられた一つ一つを数えあげて感謝しましょう。衣食住、家族、仕事、全てが神様が僕らを喜んで与えてくださっている良いものです。神はすでに、あなたのわざを喜んでおられる。」(7節)
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