2023年1月12日木曜日

1コリント15.1-11

 今、世界中の人が病気の感染を恐れています。それは病気が怖いのではなく、それで死ぬのが怖いのと、死の先に何があるのかわからないからです人間は一生の間「死の恐怖の奴隷」です。(ヘブル2:15)この死の恐怖からの解放を教えるのは聖書だけですそんな僕らへの救いのメッセージは「復活」があることです。「一生涯死の恐怖につながれて奴隷となっていた人々を解放してくださるため」(ヘブル2:15)「福音」は天から与えられています。「福音」とは「良い知らせ」です良い知らせとは、「復活」です


(1-2節)

兄弟たち。私があなたがたに宣べ伝えた福音を、改めて知らせます。あなたがたはその福音を受け入れ、その福音によって立っているのです私がどのようなことばで福音を伝えたか、あなたがたがしっかり覚えているなら、この福音によって救われます。


イエスキリストは僕らの罪のために神様の裁きと怒りを受けて死んでくださいました。そして、復活され、今も生きています。これは、僕らのお手本であり、初穂だと書かれています。(1コリント15.20)つまり、イエス様が罪人として一度死んだこと、そして復活したことは、僕らもそのようになるということです


(3-8節)

私があなたがたに最も大切なこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。キリストは、聖書に書いてあるとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、また、葬られたこと、また、聖書に書いてあるとおりに、三日目によみがえられたこと、また、ケファに現れ、それから十二弟子に現れたことです。その後、キリストは五百人以上の兄弟たちに同時に現れました。その中にはすでに眠った人も何人かいますが、大多数は今なお生き残っています。その後、キリストはヤコブに現れ、それからすべての使徒たちに現れました。そして最後に、月足らずで生まれた者のような私にも現れてくださいました。


イエス様は多くの人たちに復活したことを証明し、死が終わりではなく、イエス様を信じる人は同じように新しい体と永遠の命が与えられることを伝えてくださり、今もそれを伝えておられます。


復活とは、ダメなように見えてその先があるということです復活とは、苦しみの先に必ず脱出の道があることです死は最大の苦しみですが、その先があります。福音を信じるとは、復活を信じることです。「この福音によって救われます。」と聖書に書かれています。(2)


順調な時には、福音の大切さがわかりません。でも、繁栄や成功が全て取り去られる時に必要なのは「復活」ですこれを信じるのは100パーセント神様の恵みです人の努力や行いは関係ありません。この福音を伝えている使徒パウロも、最初はこれに反対し、教会を壊していた人でした。そんな前科のある人が変えられ、誰よりも福音を伝える人になりました。


(9-10節)

私(パウロ)は使徒の中では最も小さい者であり、神の教会を迫害したのですから、使徒と呼ばれるに値しない者です。ところが、神の恵みによって、私は今の私になりました。そして、私に対するこの神の恵みは無駄にはならず、私はほかのすべての使徒たちよりも多く働きました。働いたのは私ではなく、私とともにあった神の恵みなのですが。


復活はあります。復活は福音ですこれを信じるのは100パーセント神様の恵みです


今、コロナによって死について考える機会が与えられています。そして聖書だけが死とその恐怖からの解放を伝えています。僕らが今日も消えていく地上の繁栄や命ではなく、なくならない天からの命と力を求めて歩みますように。


(ヘブル2.14-15)

これは、その死によって、悪魔という、死の力を持つ者を滅ぼし、一生涯死の恐怖につながれて奴隷となっていた人々を解放してくださるためでした。

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