イエス様は「自分を低くする者は高くされます。」とおっしゃいました。(マタイ23.12)ソロモン王は王様になった時、自分のことを「私は小さな子どもで、出入りする術を知りません。(何もわかりません)」と神様に言っています。(7節)小さな自分がこんな大勢の人の上に立つ王様なんて無理です、と言わんばかりです。
ソロモンが王様になったのは100パーセント神様の恵みだけです。彼の能力や素質は関係ありません。自分は子どもと同じだと思っている彼は、ただ神様に知恵を求めました。
(7-9節)
私は小さな子どもで、出入りする術を知りません。そのうえ、しもべは、あなたが選んだあなたの民の中にいます。あまりにも多くて、数えることも調べることもできないほど大勢の民です。善悪を判断してあなたの民をさばくために、聞き分ける心をしもべに与えてください。さもなければ、だれに、この大勢のあなたの民をさばくことができるでしょうか。」
何もわからない人でも、神様からの知恵や判断力さえ与えられればやっていけます。ソロモンは神様に「あなたに何を与えようか。願え。」(5節)と言われた時、ただ、神様からの知恵だけを求めました。それ求めたソロモンは神様にすごく喜ばれました。
(10-13)
これは主のみこころにかなった。ソロモンがこのことを願ったからである。神は彼に仰せられた。「あなたがこのことを願い、自分のために長寿を願わず、自分のために富を願わず、あなたの敵のいのちさえ願わず、むしろ、自分のために正しい訴えを聞き分ける判断力を願ったので、見よ、わたしはあなたが言ったとおりにする。見よ。わたしはあなたに、知恵と判断の心を与える。あなたより前に、あなたのような者はなく、あなたの後に、あなたのような者は起こらない。そのうえ、あなたが願わなかったもの、富と誉れもあなたに与える。あなたが生きているかぎり、王たちの中であなたに並ぶ者は一人もいない。
イエス様は「この子どものように、自分を低くする者が、天の御国で一番偉い人です。」とおっしゃいます。僕らは神様の子どもです。何もわからなくても大丈夫です。僕らもソロモンと同じように神様に聞き、神様に求め、神様から最高の知恵をいただけます。もしも、反対に僕らが「自分はわかっている」と思ったら無知をさらしています。
(1コリント 8:2)
人がもし、何かを知っていると思ったら、その人はまだ知らなければならないほどのことも知ってはいないのです。
「自分は何もわからないです。知恵と判断力を与えてください」という祈りはものすごく神様に喜ばれます。ソロモンは世界最高の知恵者となり、それだけでなく「富と誉れもあなたに与える。あなたが生きているかぎり、王たちの中であなたに並ぶ者は一人もいない。」とさえ言われました。(13)
知恵がない、お金もない、力もない、時間もない、僕らにはないものだらけです。でも、そんな小さな僕らが神様の子どもとされています。イエス様は今日も「欲しいものを求めなさい」と言ってくださいます。そしてそれは与えられます!
(ヨハネ 15:7)
あなたがたがわたしにとどまり、わたしのことばがあなたがたにとどまるなら、何でもあなたがたのほしいものを求めなさい。そうすれば、あなたがたのためにそれがかなえられます。
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