2023年1月12日木曜日

1列王記5章

 今から約2000年前までは、人間が神様とお会いし神様を礼拝する場所は神殿でした。そこには祭司がいて、動物の犠牲がささげられ、罪が赦され、人が神様に受け入られられ、神様の栄光と臨在の前にひれ伏す場所でした。神殿は神様と人が交わる場所です


神殿の原型である幕屋はモーセの時代(3500年前くらい)に神様の命令で作られていましたが、エルサレムに神殿を作ったのはソロモン王です。(3000年くらい前)作るようにと言われたのも神様ですしかも、神様はダビデ王に「あなたの子ソロモンが作る」と名指しで言われていました。ソロモン王は次のように言っています。


(4-5節)

しかし今や、私の神、主は、周囲の者から私を守って安息を与えてくださり、敵対する者もなく、わざわいを起こす者もありません。

今私は、私の神、主の御名のために神殿を建てようと思っています。主が私の父ダビデに、『わたしがあなたの代わりに王座に就かせるあなたの子、彼がわたしの名のために家を建てる』と言われたとおりです


ソロモン王は神殿のための建材を隣国ツロのヒラム王から調達しました。ソロモンはヒラム王に使者を送り、神様のことばを伝えた上で協力をお願いします。協力できる相手の条件は神様のことばに一緒に従う人、そして、一緒に神様をほめたたえ、賛美する人、そして、平和な関係であることです


(6-8節)

どうか、私のために、レバノンから杉を切り出すように命じてください。私の家来たちも、あなたの家来たちと一緒に働きます。私はあなたの家来たちに、あなたが言われるとおりの賃金を払います。ご存じのように、私たちの中にはシドン人のように木を切ることに熟練した者がいませんから。」ヒラムはソロモンの申し出を聞いて、大いに喜んで言った。「今日、主がほめたたえられますように。主は、この大いなる民を治める、知恵のある子をダビデにお与えになった。」ヒラムはソロモンのもとに人を遣わして言った。「あなたが言い送られたことを聞きました。私は、杉の木材ともみの木材なら、何なりとあなたのお望みどおりにいたしましょう。


(12節)

主は約束どおり、ソロモンに知恵を授けられた。ヒラムとソロモンとの間には平和が保たれ、二人は契約を結んだ。


今から2000年前、イエス様が来られ、ご自身が最後の犠牲のささげものとなり、イエス様を信じる人はどこにいても神様と交わることができるようになりました。今、神殿はありませんが、僕ら自身が神様の臨在と交わりの場所である神殿です僕ら個人の体もそうですが、クリスチャンの交わりである教会は神殿(宮)だと聖書は言います。そして、この教会を建てあげなさい、と僕らにも神様は言われます。


ソロモン王の時代と同じく、僕らクリスチャンが協力できる条件は同じく神様のことばに一緒に従うことです。土台は聖書のみことばです。そして、一緒に神様をほめたたえ、平和な関係であること大事です


(エペソ2:20-22)

あなたがたは使徒と預言者(新約聖書、旧約聖書を表しています。)という土台の上に建てられており、キリスト・イエスご自身がその礎石です。この方にあって、組み合わされた建物の全体が成長し、主にある聖なる宮(神殿のこと)となるのであり、このキリストにあって、あなたがたもともに建てられ、御霊によって神の御住まいとなるのです


新約聖書は教会は建物ではなく、クリスチャン同士の集まりだと教えています。…でも、まるで建造物のように例えています。


(エペソ4:12-16)

それは、聖徒たちを整えて奉仕の働きをさせ、キリストのからだを建て上げるためであり、(…中略…)キリストによって、からだ全体は、一つ一つの部分がその力量にふさわしく働く力により、また、備えられたあらゆる結び目によって、しっかりと組み合わされ、結び合わされ、成長して、愛のうちに建てられるのです


僕らクリスチャンが交わり協力できる土台は聖書のことばに従いたい、と思うことです。僕らからは出て来ない神様と人への愛が、謙遜さが、従順さ、平和が与えられ、互いに仕え合い、愛し合って一緒に神様をほめたたえ、神様の栄光を表す臨在の神殿へと僕ら自身が建てあげられて行きます。みことばへの従順と平和は、神様から与えられます。教会はこの世のビジネス上の付き合いのようなものではありません。全てが神様のことばから出ます。教会が100パーセント神様の栄光だけを現すものとされますように!ハレルヤ!


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