2023年1月12日木曜日

1列王記6.1-13

 神様は僕らと一緒に住むことを願ってくださっています。神様が人間の中に住み、一緒にいたいと言ってくださるのは、今も旧約聖書の時代も変わりません。ソロモン王が作った神殿は「主の家」です。そして、「主のために建てた神殿」です


(1-2節)

イスラエル人がエジプトの地を出てから四百八十年目、ソロモンがイスラエルの王となってから四年目のジブの月、すなわち第二の月に、ソロモンは主の家の建築に取りかかった。ソロモン王が主のために建てた神殿は、長さ六十キュビト、幅二十キュビト、高さ三十キュビトであった。


神様が設計図を与えてくださった幕屋の形(出エジプト25章以降)を元に、ソロモンは与えられた知恵を使って神殿を建築しました。実際の形をイメージしたCGアニメと今日の箇所の聖書のことばを合体させてみたので、参考にしてください。1分半くらいの動画です。こちらで見ることができます。


https://youtu.be/mVI7GALuEX4


(元のCGはMessages of ChristというチャンネルのSolomon's Templeです。)


驚くのは、この建築現場は完全に出来上がった石を組み立てるだけで、斧とか槌のような叩いたり切ったりする音が一切なかった工事だったことです工事の時からすでに神聖な場所だと意識されていたことがわかります。


(7節)

神殿が建てられたとき、石切り場で完全に仕上げられた石で建てられたので、工事中、槌や斧や、いかなる鉄の道具の音も、いっさい神殿の中では聞こえなかった。


神様は人間の住まいの中心に一緒に住みたいと願ってくださる方です。でも、立派な神殿を作れば神様がそこにいてくれるとか、恵みもたくさんある、と思うのは間違いです一番大事なことは建物ではなく、人間側も聖なる人とされることです聖なる方と汚れた人は交わることができません。光と闇が交わることができません。神殿を作るときに、神様は言われました。


(12-13節)

「あなたが建てているこの神殿のことであるが、もし、あなたがわたしの掟に歩み、わたしの定めを行い、わたしのすべての命令を守り、これによって歩むなら、わたしはあなたについてあなたの父ダビデに約束したことを成就しよう。わたしはイスラエルの子らのただ中に住み、わたしの民イスラエルを捨てることはしない。」


この当時と同じように、今も僕らは神様の教えを守り、罪から離れる必要があります。神様が聖なる方だからです今は神殿はありませんが、僕らの体が聖霊の住まいであり、キリストご自身がいつも一緒にいる、と言ってくださっています。何度も失敗し汚れや罪が内側から出て来てしまう僕らですが、イエス様の十字架の犠牲によって赦されきよめられています。


今は神殿はありません。が、聖書によると僕ら一人一人がまるで建材の石のようです。そして、僕らが集まる教会が神殿のようです


(1ペテロ2:5)

あなたがたも生ける石として、霊の家に築き上げられなさい。


この当時、一つ一つの石は完全に形が整えられて神様の住まいである神殿ができました。僕らも今、形が悪かったりいびつだったりしますが、整えられて行きます。聖書の言葉によって、また、教会の交わりの中で僕らは研がれたり、削られたりして神様の栄光を表す住まいとなって行きます。今日も神様は僕らと一緒に住みたい、と言ってくださっています。喜んで罪を捨て、喜んで教えを守り、変えられて行きましょう。神様と一緒に住むのは最高です

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