2023年1月11日水曜日

1列王記8.27-53

 僕らは罪があります。「罪に陥らない人は一人もいません。」(46節)と聖書は言います。

そして、自分の罪を認めて神様にあわれみを、赦しを求める人は赦されます。

そもそも、僕らが敵に攻撃されたり、疫病が流行ったり、干ばつが襲ったりするようなことは全部、僕ら人類の罪の結果です神様がお造りになった世界にはもともと悲しみも自然災害も戦争もありませんでした。。人間は高ぶって自分が神様より上だと思うようになり、その時から世界は苦しみはじめました。だからソロモンは、神様に立ち返って祈るなら、神様がその罪を赦してくださるように、助けてくださるようにと願います。


(30)

あなたのしもべとあなたの民イスラエルが、この場所に向かってささげる願いを聞いてください。あなたご自身が、あなたの御住まいの場所、天においてこれを聞いてください。聞いて、お赦しください。


ソロモンは戦争で負けた時も罪を認めて立ち返るなら赦してください、と願います。


(33-34)

あなたの民イスラエルが、あなたの前に罪ある者となって敵に打ち負かされたとき、彼らがあなたに立ち返り、御名をほめたたえ、この宮であなたに祈り願うなら、

あなたご自身が天でこれを聞き、あなたの民イスラエルの罪を赦し、あなたが彼らの先祖にお与えになった地に、彼らを帰らせてください。


干ばつの時も罪を認めて立ち返るなら赦してください、と願います。飢饉の時も病気の時も害虫の時も敵に囲まれた時も同じです罪を認めて立ち返るなら回復させてください、と彼は祈ります。


(35-39)

彼らがあなたの前に罪ある者となって、天が閉ざされ雨が降らなくなったとき、彼らがこの場所に向かって祈り、御名をほめたたえ、あなたが苦しませたことによって彼らがその罪から立ち返るなら、

あなたご自身が天でこれを聞き、あなたのしもべたち、あなたの民イスラエルの罪を赦してください。彼らの歩むべき良い道を彼らに教え、あなたの民に相続地としてお与えになったあなたの地に雨を降らせてください。

この地に飢饉が起こり、疫病や立ち枯れや黒穂病、いなごやその若虫が発生したときでも、敵がこの地の町々を攻め囲んだときでも、どのようなわざわい、どのような病気であっても、

だれでもあなたの民イスラエルが、それぞれ自分の心の痛みを知って、この宮に向かって両手を伸べ広げて祈るなら、どのような祈り、どのような願いであっても、

あなたご自身が、御座が据えられた場所である天で聞いて、赦し、また、かなえてください。


敵の捕虜になった時も、自分の罪を認めて神様にあわれみを願うなら、神様は願いを叶え、罪を赦してくださるようにとソロモンは祈りました。



(46-50)

罪に陥らない人は一人もいません。ですから、彼らがあなたの前に罪ある者となったために、あなたが怒って彼らを敵に渡し、彼らが、遠くであれ近くであれ敵国に捕虜として捕らわれて行き、

捕らわれて行った地で我に返り、その捕囚の地であなたに立ち返ってあわれみを乞い、『私たちは罪ある者です。不義をなし、悪を行いました』と言い、

捕らわれて行った敵国で、心のすべて、たましいのすべてをもって、あなたに立ち返り、あなたが彼らの先祖にお与えになった彼らの地、あなたがお選びになったこの都、私が御名のために建てたこの宮に向かって、あなたに祈るなら、

あなたの御座が据えられた場所である天で、彼らの祈りと願いを聞き、彼らの訴えをかなえて、

あなたの前に罪ある者となったあなたの民を赦し、あなたに背いた、彼らのすべての背きを赦し、彼らを捕らえて行った者たちの前で彼らをあわれみ、その者たちがあなたの民をあわれむようにしてください。


僕らの苦しみ、悲しみには必ず僕らの罪があります。自分のだけでなく、親の罪、仲間の罪があります。「罪に陥らない人は一人もいません。」だから、僕らの悲しみや苦しみの時には罪を認めて謝りましょう。自分は正しい、と思う人は神様に認められず、自分の罪深さを悲しむ人は神様に赦されます。イエス様はその実例をあげて説明してくださいました。


(ルカ 18:10)

「ふたりの人が、祈るために宮に上った。ひとりはパリサイ人で、もうひとりは取税人であった。パリサイ人は、立って、心の中でこんな祈りをした。『神よ。私はほかの人々のようにゆする者、不正な者、姦淫する者ではなく、ことにこの取税人のようではないことを、感謝します。私は週に二度断食し、自分の受けるものはみな、その十分の一をささげております。』ところが、取税人は遠く離れて立ち、目を天に向けようともせず、自分の胸をたたいて言った。『神さま。こんな罪人の私をあわれんでください。』あなたがたに言うが、この人が、義と認められて家に帰りました。パリサイ人ではありません。なぜなら、だれでも自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされるからです。」


自分は正しい、と言うのはやめて、同じ罪人として、一緒に謝りましょう。

罪を認めて祈るなら、立ち返るなら赦され、回復します。僕らが何より第一にすべきことは心を尽くして神様の前にへりくだり、祈ることです。神様は僕らを回復させてくださいます。


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