聖書は「神様の怒りと裁きがある」と伝えていますが、伝える理由は脅すためでなく、全ての人が滅びないようにするためです。そのために神様はあらゆる方法を使って拡散するように言われます。神様は「ひとりでも滅びることを望まず、すべての人が悔い改めに進むことを望んでおられるのです。」(2ペテロ3.9)
(3)
ユダの家は、わたしが彼らに下そうと思っているすべてのわざわいを聞いて、それぞれ悪の道から立ち返るかもしれない。そうすれば、わたしも、彼らの咎と罪を赦すことができる。」
(7)
それぞれ悪の道から立ち返るかもしれない。主がこの民に語られた怒りと憤りは大きいからだ。」
神様は今までの預言を全部書くように言います。そしてそれを人々に読み聞かせるように言います。それもまた彼らが悔い改めて滅ぼされないためです。巻物は人々が悪から立ち返って救われるためのツールです。書き始めたのが第四年、完成して朗読したのが第五年の9月です。(9)書くだけで一年以上かかっています。
(1-2)
ユダの王、ヨシヤの子エホヤキムの第四年に、主からエレミヤに次のようなことばがあった。
「あなたは巻物を取り、わたしがあなたに語った日、すなわちヨシヤの時代から今日まで、わたしがイスラエルとユダとすべての国々について、あなたに語ったことばをみな、それに書き記せ。
(4)
それでエレミヤは、ネリヤの子バルクを呼んだ。バルクはエレミヤの口述にしたがって、彼に語られた主のことばを、ことごとく巻物に書き記した。
エレミヤは「閉じ込められていて、主の宮に行けない。」(5)と言っています。代わりに書記バルクが書かれた預言を主の宮で読み聞かせました。あらゆる手段を使って「民全体に聞こえるように」(10)伝えています。
(6-10)
だから、あなたが行って、あなたが私の口述によって巻物に書き記した主のことばを、断食の日に主の宮で民の耳に読み聞かせよ。また、町々から来るユダ全体の耳にもそれを読み聞かせよ。
そうすれば、主の前で彼らの嘆願が受け入れられ、それぞれ悪の道から立ち返るかもしれない。主がこの民に語られた怒りと憤りは大きいからだ。」そこでネリヤの子バルクは、すべて預言者エレミヤが命じたとおりに、主の宮で主のことばの書物を読んだ。(…中略…)そのときバルクは、主の宮で民全体に聞こえるように、その書物からエレミヤのことばを読んだ。
朗読された神様からのメッセージを聞いたミカヤは事の重大さを感じて他のリーダーたちに伝えに行きます。それを聞いたリーダーたちは書記バルクを呼んでもう一度神様からのメッセージを聞き、あまりの重大さ恐れおののき、王様に伝えなければ、と思います。こうして神様のメッセージは少しずつ拡散して行きます。
(13)
ミカヤは、バルクがあの書物を民に読んで聞かせたときに聞いた、すべてのことばを彼らに告げた。すべての首長たちは、クシの子シェレムヤの子ネタンヤの子ユディをバルクのもとに遣わして言った。「あなたが民に読んで聞かせたあの巻物、あれを手に持って来なさい。」そこで、ネリヤの子バルクは、巻物を手に持って彼らのところに入って来た。(…中略…)バルクは彼らに読んで聞かせた。そのすべてのことばを聞いたとき、彼らはみな互いに恐れおののき、バルクに言った。「私たちは、これらのことばをすべて、必ず王に告げなければならない。」
僕らにも神様からのメッセージは「聖書」という形で与えられています。僕らはそれを全ての人たちに伝える役目があります。全ての人たちが悔い改めて救われるためです。神様の裁きのメッセージは悔い改めて救われるためのものです。脅すためでなく、いのちのためです。悔い改める人は罪が赦され救われます。
(使徒 11:18)
神は、いのちに至る悔い改めを異邦人にもお与えになったのだ。
(ルカ 5:32)
わたしは正しい人を招くためではなく、罪人を招いて、悔い改めさせるために来たのです。
(使徒 3:19)
あなたがたの罪をぬぐい去っていただくために、悔い改めて、神に立ち返りなさい。
神様は「ひとりでも滅びることを望まず、すべての人が悔い改めに進むことを望んでおられるのです。」(2ペテロ3.9)
あらゆる方法で拡散しましょう。聖書が伝えているのは滅びでなく救いです。罪を指摘するのは救われるためです。立ち返る人は赦され救われ、神に裁かれることがありません。(ヨハネ5.24)神様は罪人を招いておられます。拡散しましょう!
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