僕らはあれこれと心配していろんな人に相談したり調整したりします。特に試練が重なるともう大変です。そんな時に一番大事なのは神様に聞き神様に信頼して従うことです。人間より神です。イエス様はあれこれと心配するマルタに言いました。「マルタ、マルタ。あなたは、いろいろなことを心配して、気を使っています。しかし、どうしても必要なことはわずかです。いや、一つだけです。マリヤはその良いほう(主の前に座って聞くこと)を選んだのです。彼女からそれを取り上げてはいけません。」(ルカ10.41-42)
ユダのゼデキヤ王はバビロン軍に包囲されて不安で仕方なかったようです。彼はエレミヤを呼んで神様のみことばを尋ねます。神様のみことばは明らかでした。だのにゼデキヤは人の目ばかりを気にして従いません。
(38.17-18)
すると、エレミヤはゼデキヤに言った。「イスラエルの神、万軍の神、主はこう言われる。『もし、あなたがバビロンの王の首長たちに降伏するなら、あなたのたましいは生きながらえ、この都も火で焼かれず、あなたもあなたの家も生きながらえる。あなたがバビロンの王の首長たちに降伏しないなら、この都はカルデア人の手に渡され、火で焼かれ、あなた自身も彼らの手から逃れることができない。』」
単純に神様のみことばを優先し、みことばに聞き従うのが正解です。ゼデキヤ王の場合は、バビロンに降伏するのが正しい選択でした。もしも「降伏しないなら、この都はカルデア人の手に渡され、火で焼かれ、あなた自身も彼らの手から逃れることができない。」と神様が分かりやすくおっしゃっているのに、降伏しなかったため彼は捕まり、エルサレムは焼かれて行きます。
(5-8)
カルデアの軍勢は彼らの後を追い、エリコの草原でゼデキヤに追いつき、彼を捕らえ、ハマテの地のリブラにいるバビロンの王ネブカドネツァルのもとに連れ上った。バビロンの王は彼に宣告を下した。
バビロンの王はリブラで、ゼデキヤの息子たちを彼の目の前で虐殺し、ユダのおもだった人たちもみな虐殺した。
さらに、バビロンの王はゼデキヤの目をつぶし、バビロンに連れて行くため、彼に青銅の足かせをはめた。
カルデア人は、王宮も民の家も火で焼き、エルサレムの城壁を打ち壊した。
主のみことばは現実になります。一方、みことばをそのまま語り続け、迫害され続けたエレミヤは救い出されます。
(11-14)
バビロンの王ネブカドネツァルは、エレミヤについて、親衛隊の長ネブザルアダンを通して次のように命じた。
「彼を連れ出し、目をかけてやれ。何も悪いことをするな。ただ彼があなたに語るとおりに、彼を扱え。」(…中略…)バビロンの王のすべての高官たちは、人を遣わして、エレミヤを監視の庭から連れ出し、シャファンの子アヒカムの子ゲダルヤに渡して、家に連れて行かせた。こうして彼は民の間に住んだ。
どんなに迫害されても神様はエレミヤを守るとおっしゃっていました。神様のみことばはその通りになります。
(1.17-19)
さあ、あなたは腰に帯を締めて立ち上がり、わたしがあなたに命じるすべてのことを語れ。彼らの顔におびえるな。さもないと、わたしがあなたを彼らの顔の前でおびえさせる。(…中略…)彼らはあなたと戦っても、あなたに勝てない。わたしがあなたとともにいて、──主のことば──あなたを救い出すからだ。」
僕らが恐れるべきは人でもなく状況でもなく主のみことばです。主のみことばだけが必ず実現します。
主を信頼してエレミヤを助けたエベデ・メレクも神様に救われました。その理由はただ一つ「わたしに信頼したからだ」と神様はおっしゃってます。
(18)
わたしは必ずあなたを助け出す。あなたは剣に倒れず、あなたのいのちは戦勝品としてあなたのものになる。あなたがわたしに信頼したからだ──主のことば。』」
あれこれと心配になることは山ほどあります。そんな中、どうしても必要なことはわずかです。いや、一つだけです。主を信頼しましょう。みことばを聞き、信じる人は救われます。大丈夫です。ハレルヤ!
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