2023年1月12日木曜日

ルカ4.31-44

 イエス様のことばは、単なる文字でも音声でもありません。イエス様のことばは権威そのものであり、それは出来事になります。神様が「光よ。あれ。」と言われると光ができたように、イエス様のことばは現実になります。イエス様が「出て行け」と言うと悪霊たちは出て行くことになり、病気に対して叱りつけると病気は去ります。イエス様のみことばの圧倒的な権威の前には誰も逆らうことができません。悪霊はそれを知って恐れおののいています。


(33-37)

そこの会堂に、汚れた悪霊につかれた人がいた。彼は大声で叫んだ。「ああ、ナザレの人イエスよ、私たちと何の関係があるのですか。私たちを滅ぼしに来たのですか。私はあなたがどなたなのか知っています。神の聖者です。」

イエスは彼を叱って、「黙れ。この人から出て行け」と言われた。すると悪霊は、その人を人々の真ん中に投げ倒し、何の害も与えることなくその人から出て行った。人々はみな驚いて、互いに言った。「このことばは何なのだろうか。権威と力をもって命じられると、汚れた霊が出て行くとは。」こうしてイエスのうわさは、周辺の地域のいたるところに広まっていった。


僕らは悪霊を「怖いなー」と思いますが、実は怖がっているのは悪霊の方です悪霊がいくら大声で叫んでもわめいても、イエス様は何も困りません。ただ「黙れ。この人から出て行け」と言われるとそのようになります。イエス様のことばは全てに勝利しています。同じように、イエス様は病気を叱りつけて追い出す方です病気も悪霊もイエス様に従います。


(38-41)

イエスは立ち上がって会堂を出て、シモンの家に入られた。シモンの姑がひどい熱で苦しんでいたので、人々は彼女のことをイエスにお願いした。イエスがその枕元に立って熱を叱りつけられると、熱がひいた。彼女はすぐに立ち上がって彼らをもてなし始めた。

日が沈むと、様々な病で弱っている者をかかえている人たちがみな、病人たちをみもとに連れて来た。イエスは一人ひとりに手を置いて癒やされた。

また悪霊どもも、「あなたこそ神の子です」と叫びながら、多くの人から出て行った。イエスは悪霊どもを叱って、ものを言うのをお許しにならなかった。イエスがキリストであることを、彼らが知っていたからである。


イエス様は良い知らせを伝えるために来てくださいました。良い知らせとは「捕らわれ人には解放を、目の見えない人には目の開かれることを告げ、虐げられている人を自由の身とし」てくださることです。(18)イエス様のことばによってそれは現実になります。聖書はイエス様のその力のある恵みと解放のことばで満ちています。それは現実となる福音です。僕らはイエス様のことばによって、苦しみの中でも希望を持つことができます。なぜなら、イエス様のことばは現実となることを知っているし、信じているからです。今は苦しくても、将来の希望と勝利が確定しています。聖書が僕らに伝えていることばは、事実であり、出来事となることばです。そしてそれは福音、良い知らせです大丈夫です。悪霊の言葉ではなく、病気の脅しの言葉でなく、人の言葉でもなくイエス様のことばを聞きましょう。それは恵みのことば、解放のことば、福音のことばですハレルヤ!


(イザヤ 55:11) 

そのように、わたしの口から出るわたしのことばも、むなしく、わたしのところに帰っては来ない。必ず、わたしの望む事を成し遂げ、わたしの言い送った事を成功させる。


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