2023年1月12日木曜日

伝道者の書6.8-12

 僕らは人間です。どんなに頑張っても神にはなれません。どんなに頭の良い天才も人間です。神様の前には小さく弱く、人がほめる天才的な発言も、神様からご覧になると小さな知恵です。この先どうなるか、人間にはわかりません。


(10-12節)

存在するようになったものは、すでにその名がつけられ、それが人間であることも知られている。その人は、自分より力のある者と言い争うことはできない。

多く語れば、それだけ空しさを増す。それは、人にとって何の益になるだろうか。

だれが知るだろうか。影のように過ごす、空しい人生において、何が人のために良いことなのかを。だれが人に告げることができるだろうか。その人の後に、日の下で何が起こるかを。


僕らは神様ヌキで多く語り、ああすればいい、こうすればいい、と知識を振りかざします。本当に「何が人のために良いことなのか」誰も知りません。「その人の後に、日の下で何が起こるか」誰も知りません。人間がわかったような顔をして振りかざす知恵は神様の前にはむなしいものです。「多く語れば、それだけ空しさを増す。それは、人にとって何の益になるだろうか。」と聖書は言います。


僕らは小さなものです。神様の前には吹けば飛ぶような、ちりにすぎない存在ですどちらが賢いか比べて威張ったり落ち込んだりしますが、聖書は神様の前にはどちらも同じと言います。


(8)

知恵のある者は、愚かな者より何がまさっているだろう。人の前でどう生きるかを知っている貧しい人も、何がまさっているだろうか。


上から注がれる知恵があります。人知をはるかに超えた知恵ですイエス様のことばは力があります。世界が混乱する中で、手を止めて神様の言葉を聞きましょう。上からの知恵はむなしいことばではなく、力があり、全てを判別し、世界を動かしていることばです


(ヘブル 4:12)

神のことばは生きていて、力があり、両刃の剣よりも鋭く、たましいと霊、関節と骨髄の分かれ目さえも刺し通し、心のいろいろな考えやはかりごとを判別することができます。


(詩篇 46:10) 

やめよ。わたしこそ神であることを知れ。わたしは国々の間であがめられ、地の上であがめられる。


今日も僕らがむなしい人間の小さな知恵でなく、世界を動かす神様のみことばを聞くことができますように。

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