詩篇は祈りのお手本です。苦しみに会うときや敵に囲まれるときに、神様に苦しい状況を詳しく報告して助けを求める祈りはお手本です。
イスラエルはいつも敵に囲まれてきたし、それは今も同じです。「さあ彼らの国を消し去ってイスラエルの名がもはや覚えられないようにしよう。」というセリフは今もイスラエルが周辺諸国から言われ続けていることばです。
(1-5)
神よ沈黙していないでください。黙っていないでください。神よ黙り続けないでください。
ご覧ください。あなたの敵が騒ぎ立ちあなたを憎む者どもが頭をもたげています。
彼らはあなたの民に対して悪賢いはかりごとをめぐらしあなたにかくまわれている者たちに悪を企んでいます。
彼らは言っています。「さあ彼らの国を消し去ってイスラエルの名がもはや覚えられないようにしよう。」
彼らは心を一つにして悪を企みあなたに逆らって盟約を結んでいます。
(12)
彼らは言っています。「神の牧場を奪ってわれわれのものとしよう。」
イスラエルを憎み攻撃するために結託する周辺諸国のリストが書かれています。
これらの諸国があった場所を調べると、現在もイスラエルを憎しみ続け攻撃してきた国と一致しています。
(6-8)
エドムの天幕の民とイシュマエル人モアブとハガル人
ゲバルとアンモンそれにアマレクペリシテさらにはツロの住民。
アッシリアも彼らにくみし彼らはロトの子らの腕となりました。
イスラエルばかりでなく、神の民であるクリスチャンを消し去ろうとする迫害もまた現在増えています。
世界福音同盟(WEA)の報告によると2019年にはクリスチャンへの迫害は6パーセント上昇し、1日平均8人のクリスチャンが信仰ゆえに殺害されています。特に北朝鮮、アフガニスタン、ブルキナファソ、ネパール、コロンビアで迫害が増えているそうです。
イスラエルという国を抹殺しようとする今も続く攻撃にも、クリスチャンを抹殺しようとする働きの背後にも悪魔の働きがあります。悪魔は神様のご計画が実現しないように必死です。僕らは祈りで武装する必要があります。(エペソ6章)詩篇は悪魔と悪魔の言いなりになっている人たちの滅びを祈ります。「全世界は悪い者(悪魔)の支配下にある」と聖書は言います。(1ヨハネ5.19)それでも恐れる必要はありません。神様の勝利は決定しているし、敵は僕らのからだを殺してもたましいを殺すことができません。(ルカ12.4)
(13-15)
私の神よ彼らを風の前に吹き転がされる藁のようにしてください。
林を燃やす火のように山々を焼き尽くす炎のように
そのようにあなたの疾風で彼らを追いあなたの嵐で恐れおののかせてください。
悪魔に操られていた人たちが恥を知り、神様を探し回るようになり、全ての人たちが唯一の神様だけを崇める日が来るようにと詩篇は僕らに祈りを教えてくれています。
(16-18)
彼らの顔を恥で満たしてください。主よ彼らが御名を捜し回りますように。
彼らがいつまでも恥を見て恐れおののきますように。辱めを受けて滅びますように。
こうして彼らが知りますように。その名が主であるあなただけが全地の上におられるいと高き方であることを。
詩篇は祈りのお手本です。苦しみ、迫害、敵の状況を詳しく神様に報告しましょう。そして、敵の背後にいる悪魔の滅びを祈りましょう。そして全ての人たちが神様の権威と栄光を知り、恐れつつ讃め称えることを祈りましょう。
(エペソ6:18)
すべての祈りと願いを用いて、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのためには絶えず目をさましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くし、また祈りなさい。
(1ペテロ5.10)
あなたがたをキリストにあってその永遠の栄光の中に招き入れてくださった神ご自身が、あなたがたをしばらくの苦しみのあとで完全にし、堅く立たせ、強くし、不動の者としてくださいます。
苦しみはありますが、勝利は決定しています。ハレルヤ!
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