2024年7月3日水曜日

1サムエル15.17-35

 1サムエル15.17-35


クリスチャンが家の中に「なんとか様」の偶像を置いて、それにせっせと供物をささげたり、拝んだりすることはないと思います。が、なんと神様は高慢=偶像礼拝だとおっしゃいます。



(23節)

従わないことは占いの罪、高慢は偶像礼拝の悪。



サウル王はアマレク人と戦った時、「私は」主に従った、「私は」使命の道を進んだ、「私は」これをしたあれをしたと、手柄を並べ立てます。サウルの関心ごとは神様ではなく自分でした。



(20節)

サウルはサムエルに答えた。「私は、主の御声に聞き従い、主が私に授けられた使命の道を進みました。私はアマレク人の王アガグを連れて来て、アマレク人たちは聖絶しました。



サウルは自分をまるで偶像のように賛美し、自慢し、従っていたようです。また、神様は「従わないことは占いの罪」(23)だとおっしゃいます。占いをしていたわけではありませんが、占い師のことばを恐れつつ聞くかのように、兵士たちの声を恐れ従っていたようです。彼は言います。



(24節)

サウルはサムエルに言った。「私は罪を犯しました。兵たちを恐れて、彼らの声に聞き従い、主の命令と、あなたのことばに背いたからです。



もともと、サウルは兵士が離れていくことを恐れていました。(13.11)それゆえ彼らの意見に従っていたようです。自分という偶像礼拝、そして人を恐れる占いの罪を指摘されても、サウルはそれを止めることができませんでした。指摘されてもなおメンツを失い人が離れていくのを怖がっているようです。彼は、イスラエルの前で自分の立場が失われないようにとサウルに懇願します。



(30節)

サウルは言った。「私は罪を犯しました。しかし、どうか今は、私の民の長老とイスラエルとの前で私を立ててください。どうか一緒に帰ってください。私はあなたの神、主を礼拝します。」



サウルは最後まで、自分のプライドや高ぶり、そして人に認められようとすることを止められませんでした。神様はサウルから王位を剥奪されます。



(26-28)

26,サムエルはサウルに言った。「私はあなたと一緒に帰りません。あなたは主のことばを退け、主があなたをイスラエルの王位から退けられたからです。」

27,サムエルが引き返して行こうとしたとき、サウルが彼の上着の裾をつかんだので、上着は裂けた。

28,サムエルは彼に言った。「主は、今日、あなたからイスラエル王国を引き裂いて、これをあなたよりすぐれた隣人に与えられました。



僕らが願うべきは神様の栄光です。そして、神様のご計画がなることです。自分が誉められ認められることではありません。


神様に聞いてみましょう。自分が認められ、高められるためにしていることはあるでしょうか。神様よりも他人を恐れて動いていることはあるでしょうか。

僕らはキリストと一緒に葬られました。もう、自分は死にました。人に認められず、悪く思われることもよしとしましょう。高ぶりは偶像礼拝です。人を恐れて従うのは占いの罪です。

賛美と栄光をお受けになるのはただ一人、神様だけです。僕らが恐れ従うべきお方はただ一人、神様だけです。主の御名だけが賛美されますように。ハレルヤ!



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