2022年12月14日水曜日

エゼキエル2章

 エゼキエル2章


この世界は神様を無視し反逆している世界です。でも、神様はこの世界をあきらめていません。救いの手を差し伸べてくださっています。救いの言葉を伝える方法は、神様が巨大なスピーカーで語るのではありません。人を使って、人から人に伝えます。


エゼキエルの時代のイスラエルは悪に染まり、それが原因で国は滅ぼされ、外国に占領されて捕虜となっていた時代ですそれでも神様はイスラエルを諦めません。預言者エゼキエルを選び、彼を遣わして神様に戻るようにと人々に伝えさせます。



(1-5)

その方は私に言われた。「人の子よ、自分の足で立て。わたしがあなたに語る。」

その方が私に語りかけると、霊が私のうちに入り、私を自分の足で立たせた。そのとき、私は自分に語りかけることばを聞いた。

その方は私に言われた。「人の子よ。わたしはあなたをイスラエルの民に、わたしに反抗する国民に遣わす。彼らもその先祖たちも、今日までわたしに背いてきた。

彼らは厚かましく、頑なである。わたしはあなたを彼らに遣わす。あなたは彼らに『神である主はこう言われる』と言え。

反逆の家だから、聞く聞かないに関わりなく、彼らは自分たちのうちに預言者がいることを知らなければならない



反逆する世界に出て行くことは怖いことですエゼキエルも怖かったと思います。でも、神様は彼に御霊を与えてくださいました。「その方が私に語りかけると、霊が私のうちに入り、私を自分の足で立たせた。」とあります。(2)この世界は神様を嫌い、反抗します。そこに僕らが遣わされることは「狼の中に小羊を送り出すようなもの」です。(ルカ10.3)必要なことはまず、御霊に満たされることです。御霊は平安を与えてくださいます。イエス様は弟子たちに何度も「平安があるように」とおっしゃいました。神様はエゼキエルにも「恐れるな」と繰り返します。


次に必要なことは神様のことばで満たされることです

この世界はいろんなことばで脅してきますが、不安を煽ることばは真実ではなく、消えて行く泡のよう、枯れて行く花のようです。僕らに必要なのは、消えて行くこの世の言葉ではなく、必ず実現する確かな神様のことばです



(6-8)

人の子よ。あなたは彼らや彼らのことばを恐れるな。あざみと茨があなたと一緒にあり、サソリの間に住んでも、恐れるな。そのことばを恐れるな。彼らの顔におびえるな。彼らは反逆の家なのだから。

彼らは反逆の家だから、聞く聞かないに関わりなく、あなたはわたしのことばを彼らに語れ。

人の子よ。あなたは、わたしがあなたに語ることを聞け。反逆の家のように、あなたは逆らってはならない。あなたの口を大きく開けて、わたしがあなたに与えるものを食べよ。」



食べることが人間には必要です。食べなければ生きて行けません。同じように神様のことばを食べ、消化しなければ生きて行くことができません。「人はパンだけで生きるのではない、人は主の口から出るすべてのもので生きる」とあります。(申命記8.3)神様は、飢えた人のように食べなさい、と言われます。「あなたの口を大きく開けて」です必死で食べ物を求めるかのように、何よりも求めるべき神様のことばです神様のことばは僕らのいのちとなり、力となり、希望となり、祝福となります。


反対に、この世界のことばは力を奪い、希望を奪い、いのちを奪い、祝福を奪おうとします。エゼキエルが遣わされたのは呪いと絶望に満ちた当時のイスラエルでした。そして同じように、僕らも暗いこの世界に遣わされています。大事なことはまず神様の霊に満たされ、神様のことばに満たされることです今日も神様の言葉を求めましょう。大きな口を開けて食べましょう。何よりもまず、神様の前に出てみことばを聞きましょう。「どうしても必要なことはわずかです。いや、一つだけです。」(ルカ10.42)

携帯は充電してから出かけます。人間も御霊とみことばに満たされることが大切です


真実なみことばは僕らを悪から守り、脅しから守り、ウソから守ってくださいます。狼の中に遣わさても大丈夫です。「恐れるな。そのことばを恐れるな。彼らの顔におびえるな。彼らは反逆の家なのだから。」(6)


0 件のコメント:

コメントを投稿