僕らが誰と友だちになるか、誰と結婚するかはすごく大事です。相手が悪ければ自分も染まって行きます。「友だちが悪ければ、良い習慣がそこなわれます。」(1コリント15.33)と聖書はいいます。まして、結婚すると相手と一体です。悪い人との付き合いは自分が苦しむだけでなく、自分の周りの人たちみんなに悪い影響を与えます。
素晴らしい信仰者である王ヨシャファテの息子ヨラムはアタルヤという悪女と結婚しました。彼女はアハブ王の娘でした。アハブ王は国中を偶像礼拝と淫行で満たした人です。娘もまたそのような人です。ヨラムはそのような悪女と結婚したことで、同じように国中を偶像礼拝へと堕落させ、兄弟たちを皆殺しにします。その理由を聖書は「アハブの娘が彼の妻だったからである。」と言います。(6)
(4-6)
ヨラムは父の王国の上に立つと、勢力を増し加え、その兄弟たちをすべて剣にかけて殺し、イスラエルの首長たち数人も殺した。
ヨラムは三十二歳で王となり、エルサレムで八年間、王であった。彼はアハブの家の者がしたように、イスラエルの王たちの道に歩んだ。アハブの娘が彼の妻だったからである。彼は主の目に悪であることを行った。
悪女当たるやとの結婚によってヨラムは堕落し、その悪影響は国全体に広がります。預言者エレミヤは神様のみことばによって悔い改めるように言います。
(12-15)
預言者エリヤから、次のような書状が彼のもとに届いた。「あなたの父祖ダビデの神、主は、こう言われる。『あなたが、あなたの父ヨシャファテの道にも、ユダの王アサの道にも歩まず、
イスラエルの王たちの道に歩み、アハブの家が淫行を行わせたように、ユダとエルサレムの住民に淫行を行わせ、また、あなたよりも善良な、あなたの父の家の兄弟たちを殺したので、
見よ。主は大きな災害をもって、あなたの民、あなたの子たち、あなたの妻たち、そしてあなたの全財産を打つ。
あなた自身は、悪性の内臓の病気をわずらい、ついにはその病のために、日に日に内臓が外に出て来るようになる。』」
アラムは悔い改めることなく、神様がおっしゃった通りに内臓が外に出て死にました。そればかりでなく悪影響は国全体にも、次の世代にも及んでしまいます。聖書は友達を選ぶように言います。悪人と結び合わさるのを避けなさいと聖書は言います。
(2コリント6:14)
不信者と、つり合わぬくびきをいっしょにつけてはいけません。正義と不法とに、どんなつながりがあるでしょう。光と暗やみとに、どんな交わりがあるでしょう。
(箴言 1:10)
わが子よ。罪人たちがあなたを惑わしても、彼らに従ってはならない。
僕らの交わりがいつも神様に喜ばれるものでありますように。悪が広がっていく交わりではなく、キリストによる赦しときよめ、御霊による愛と平安が広がっていく交わりでありますように。
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