「高ぶりは破滅に先立ち、心の高慢は倒れに先立つ。」(箴言16.18)ということばは真実です。僕らが何かができたと思っても、それは自分の力ではなく神様の恵みであり、神様の力です。ウジヤ王にはゼカリヤという先生がいて、いつも神様を認めることを教えてくれました。「あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。」と聖書は言います。(箴言3.6)そして、ウジヤ王が神様を求めている間中、神様は祝福してくださいました。
(5)
神を認めることを教えたゼカリヤが生きていた間、彼は神を求めた。また彼が主を求めていた間、神は彼を栄えるようにされた。
彼は戦争でも勝ち、農業政策も外交も軍備も何もかも上手く行ったことが書かれています。(6-15)そうなったのは神様が彼を栄えさせたから(5)、それはまた神様の驚くべき助けによると聖書は言います。
(15)
こうして、彼の名声は遠くにまで広まった。彼が驚くべき助けを得て、強くなったからである。
しかし、上手く行くほどに人間は高ぶります。彼は王としての立場に満足せず祭司の役割も欲しがります。神殿に入って神様に香を焚くことは祭司しか許可されていないことでした。しかし、ウジヤ王は勝手に祭司の奉仕をやり始めます。
(16)
しかし、彼が強くなると、その心は高ぶり、ついに身に滅びを招いた。彼は自分の神、主の信頼を裏切った。香の壇の上で香をたこうとして主の神殿に入ったのである。
祭司たちは王に注意しますがウジヤ王は怒ります。そんな王に神様はさばきを下し、死ぬまでツアラアト(重い皮膚病)に冒されます。
(18-21)
彼らはウジヤ王の前に立ちふさがって言った。「ウジヤよ。主に香をたくのはあなたのすることではありません。香をたくのは、聖別された祭司たち、アロンの子らのすることです。聖所から出てください。あなたは主の信頼を裏切りました。あなたには、神である主の誉れは与えられません。」
ウジヤは激しく怒った。香をたくための香炉を手にしていたが、彼が祭司たちに対して激しく怒ったとき、主の神殿の中にいた祭司たちの前、香の壇の傍らで、彼の額にツァラアトが現れた。(…中略…)
ウジヤ王は死ぬ日までツァラアトに冒され、ツァラアトに冒された者として隔離された家に住んだ。彼が主の宮から断たれたからである。
「高ぶりは破滅に先立ち、心の高慢は倒れに先立つ。」(箴言16.18)という言葉の通り、高ぶった彼は与えられたものを全て失って行きます。僕らも同じく、全部が神様からのプレゼントです。今日も感謝しましょう。一つ一つ感謝しましょう。神様の力だけが崇められ、讃えられますように。栄光がただ、主にありますように。僕らから出たものは何もありません。全てが神様のもの、神様の恵み、神様の力、神様の栄光です。ハレルヤ!
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