2022年12月26日月曜日

2歴代誌28章

 聖書は「さばいてはいけません。さばかれないためです。」と言います。(マタイ7:1)また、「愛する人たち。自分で復讐してはいけません。神の怒りに任せなさい。」ともあります。(ローマ12:19)復讐やさばきは神様のなさることです


アハズ王は神様を裏切り、偶像を拝み赤ちゃんを偶像に犠牲にして捧げるような、神様を怒らせ悲しませるようなことを続ける王でした。神様ご自身は周辺諸国を使ってアハズを攻撃します。これは神様によるさばきです。諸国からの攻撃は「神様を裏切ったから」とはっきり書かれています。


(19)

これは、主がイスラエルの王アハズのゆえにユダを低くされたためである。彼がユダにおいて好き勝手にふるまい、甚だしく主の信頼を裏切ったからである。


(5)

彼の神、主が彼をアラムの王の手に渡されたので、彼らは彼を討ち、彼のところから多くの者を捕虜にしてダマスコへ連れ去った。また、彼はイスラエルの王の手にも渡されたので、イスラエルの王は彼を討って大損害を与えた。


神様のさばきとして、隣国のイスラエルの王ペカがアハズを攻撃します。…ですが、もともと北イスラエル(ペカ王)も南ユダ(アハズ)も同じユダヤ人同士です怒りに任せてユダを攻撃し捕虜にすることはやめなさい、と預言者が伝えます。


(8-11)

イスラエルの人々は、自分の同胞の中から、女たち、男女の子どもたち二十万人を捕虜にし、また、彼らから多くの物を略奪して、分捕り物をサマリアに持って行った。そこには主の預言者で、その名をオデデという者がいた。この人はサマリアに入って来た軍隊の前に進み出て言った。「見よ。あなたがたの父祖の神、主がユダに対して憤られたため、主はあなたがたの手に彼らを渡された。ところが、あなたがたは天に届くほどの激しい怒りをもって彼らを殺した。今、あなたがたはユダとエルサレムの人々を従わせて、自分たちの男女の奴隷にしようとしている。ただ、あなたがた自身も、あなたがたの神、主に対して罪過があるのではないか。今、私に聞きなさい。あなたがたの同胞の中から捕らえた捕虜を帰しなさい。主の燃える怒りがあなたがたに臨んでいるからだ。」


もともと、神様の律法に同胞の民を奴隷としてはならないとあります。(レビ25章)人間の怒りに任せて同胞をさばき、略奪したり奴隷にしたりすることは罪です。彼らはすでに「天に届くほどの激しい怒りをもって彼らを殺し」ました。(9)これは神様のさばきではありません。預言者の警告を聞いた指導者たちは悔い改めて捕虜を解放して帰します。


(13-15)

彼らに言った。「捕虜をここに連れて来てはならない。私たちを、主に対して罪過ある者とするようなことをあなたがたは考えて、私たちの罪と罪過を増し加えようとしている。私たちの罪過はすでに大きく、燃える怒りがイスラエルの上に臨んでいるからだ。」

そこで、武装した者たちは、首長たちと全会衆の前で、捕虜と略奪した物を手放した。

指名された人々は立ち上がり、捕虜を引き受け、彼らの中で裸の者にはみな、分捕り物の中から衣服を取って着せた。彼らは捕虜に衣服を着せ、履き物を与え、食べさせ、飲ませ、油を塗り、また、足の弱い者はみなろばに乗せ、なつめ椰子の町エリコにいる兄弟たちのところへ連れて行った。こうして、彼らはサマリアに帰った。


正しいさばきは神様がしてくださいます。僕らがすべきは敵を赦し、悪に対して善で返すことです仕返ししたくなったらその場を離れて神様にそのまま言いましょう。神様が必ず聞いてくださいます。求めるならば、僕らからは出ない御霊の愛と平和を必ず与えてくださいます。主は素晴らしいです


(ローマ 12:20)

もしあなたの敵が飢えたなら、彼に食べさせなさい。渇いたなら、飲ませなさい。そうすることによって、あなたは彼の頭に燃える炭火を積むことになるのです悪に負けてはいけません。かえって、善をもって悪に打ち勝ちなさい。

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