2022年12月26日月曜日

使徒27.27-44

 人生苦しいことがあるのに、クリスチャンは「救われた」と言います。実際には「もう救われた」と「まだ救われていない」の真ん中です。救われて永遠の祝福に入り、栄光の体に変えられるのは決定ですが、まだ苦しみや悲しみも経験します。

パウロの乗った船は難破し沈没しそうです。だのにパウロは「救われます」と言って感謝します。この感謝は神様のことばへの信頼から出る感謝ですパウロはもう救われた、助かったと確信して感謝していますが、実際はまだ嵐の船の中で苦しみも経験します。「すでに」と「いまだ」の真ん中です


(33-36)

夜が明けかけたころ、パウロは一同に食事をするように勧めて、こう言った。「今日で十四日、あなたがたはひたすら待ち続け、何も口に入れず、食べることなく過ごしてきました。

ですから、食事をするよう勧めます。これで、あなたがたは助かります。頭から髪の毛一本失われることはありません。」

こう言って、彼はパンを取り、一同の前で神に感謝の祈りをささげてから、それを裂いて食べ始めた。

それで皆も元気づけられ、食事をした。


パウロは嵐の船の中にいる人々を励まし、神様に感謝しましたが、実際には試練が続きます。船は座礁しました。そして、兵士たちはパウロや囚人たちを殺そう、と言い出します。


(40-42)

錨を切って海に捨て、同時に舵の綱を解き、吹く風に船首の帆を上げて、砂浜に向かって進んで行った。ところが、二つの潮流に挟まれた浅瀬に乗り上げて、船を座礁させてしまった。船首はめり込んで動かなくなり、船尾は激しい波によって壊れ始めた。兵士たちは、囚人たちがだれも泳いで逃げないように、殺してしまおうと図った。


神様は全員救われる、とおっしゃっていますが、今は殺されるかもしれない状況ですそれでも神様のみことばは実現します。


(43-44)

しかし、百人隊長はパウロを助けたいと思い、彼らの計画を制止して、泳げる者たちがまず海に飛び込んで陸に上がり、

残りの者たちは、板切れや、船にある何かにつかまって行くように命じた。こうして、全員が無事に陸に上がった。


神様のことばはトラブルなく救われる、とは言いません。忍耐して希望を持って歩みなさいと教えます。救いはエスカレーターではありません。何日も忍耐したり、殺されそうになったり、泳いだりです。僕らも救われます。でも苦しみもあります。それは通過点です神様のみことばを聞いて、希望を持って今日も忍耐しつつ歩みましょう。勝利と栄光は決まっています!

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