イエス様を産んだ母マリヤは特別に祝福された女性です。天使から「おめでとう、恵まれた方。主があなたとともにおられます。」と言われ、(ルカ1.28)「あなたは女の中の祝福された方。」とも書かれています。(ルカ1.42)ところが、そんなマリヤよりももっと祝福されているのは「神の言葉を聞いてそれを守る人たちです」とイエス様はおっしゃいます。
(27-28)
イエスがこれらのことを話しておられると、群衆の中から、ある女が声をあげてイエスに言った。「あなたを宿した胎、あなたが吸った乳房は幸いです。」しかし、イエスは言われた。「幸いなのは、むしろ神のことばを聞いてそれを守る人たちです。」
みことばを聞いて守るは祝福されます。みことばだけを見つめて心に取り入れる人はなくならない光を全身に取り入れているのと同じです。その人は祝福され、人生は光に満ちたものになり、それは永遠に続きます。
(34-36)
からだの明かりは目です。あなたの目が健やかなら(シンプルにみことばを見つめているならの意味です)全身も明るくなりますが、目が悪いと、からだも暗くなります。ですから、自分のうちの光が闇にならないように気をつけなさい。もし、あなたの全身が明るくて何の暗い部分もないなら、明かりがその輝きであなたを照らすときのように、全身が光に満ちたものとなります。」
神様のことばだけは証拠不十分と疑い、証拠としての奇跡やしるしを求めることを、イエス様は悪い時代だとおっしゃいます。
(29)
さて、群衆の数が増えてくると、イエスは話し始められた。「この時代は悪い時代です。しるしを求めますが、しるしは与えられません。
神様のことばは信じるべきもので、人間の小さなアタマで証拠や奇跡を集めて検証し判断するものではありません。そのようなしるしは与えられない、とイエス様はおっしゃいます。
ソロモン王は神様から非常に豊かな知恵が与えられた人です。(1列王4.29-30)そしてソロモンに与えられたその知恵の言葉を聞くために地の果てからはるばるやって来た南の女王がいました。神はそのように力を尽くして神からの知恵を求める女王を喜び祝福されました。
ソロモンのことばでさえ求めた女王が祝福されたなら、イエス様のことばを求める人はもっと祝福されます。イエス様のことばは神のことばそのものだからです。
(31)
南の女王が、さばきのときに、この時代の人々とともに立って、この時代の人々を罪ありとします。彼女はソロモンの知恵を聞くために地の果てから来たからです。しかし見なさい。ここにソロモンにまさるもの(イエス様のこと)があります。
ヨナが「お前たちは滅びる」と説教したとき、それを聞いたニネベの人たちは神様の前に悔い改めました。神様は悔い改めたニネベの人たちを滅ぼすことはしませんでした。ヨナの説教で悔い改めた人たちが救われたのなら、イエス様のことばを聞いて悔い改める人はもっと救われます。イエス様のことばは神様のことばです。
(32)
ニネベの人々が、さばきのときに、この時代の人々とともに立って、この時代の人々を罪ありとします。ニネベの人々はヨナの説教で悔い改めたからです。しかし見なさい。ここにヨナにまさるもの(イエス様のこと)があります。
イエス様のことばは神のことばです。
(ヨハネ14:24)
あなたがたが聞いていることばは、わたしのものではなく、わたしを遣わした父(神)のことばなのです。
(ヨハネ7:16)
わたしの教えは、わたしのものではなく、わたしを遣わした方(神)のものです。
イエス様のことばによって、僕らは光を持って生きることができます。僕らが何よりも神様のみことばを求めるならば、祝福と光に満ちた人生とされます。祝福された母マリヤよりもです。僕らの目が開かれ、心にいつもみことばを保っていますように。みことばは光です。みことばはいのちです!ハレルヤ!
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