僕らの実家は天にあります。たとえホームレスだったとしても、イエス様に従う人には天の住まいが保証されています。実際、イエス様は地上では生まれた場所は借り物の家畜小屋、ベッドは他人の飼い葉桶でした。伝道生活でも定住地はありませんでした。それでもイエス様の家は天にあり、僕らを天の住まいに迎えてくださいます。
(51)
さて、天に上げられる日が近づいて来たころのことであった。
(57-58)
彼らが道を進んで行くと、ある人がイエスに言った。「あなたがどこに行かれても、私はついて行きます。」
イエスは彼に言われた。「狐には穴があり、空の鳥には巣があるが、人の子には枕するところもありません。」
実際に今も多くの宣教師は定住地を持ちません。家を手放し、故郷を出て言葉が通じない慣れない地でイエス様だけに従って行きます。それは主に喜ばれ、そして神の国には全てが備えられています。
(ヨハネ14:2-3)
わたしの父の家には住む所がたくさんあります。そうでなかったら、あなたがたのために場所を用意しに行く、と言ったでしょうか。
わたしが行って、あなたがたに場所を用意したら、また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。わたしがいるところに、あなたがたもいるようにするためです。
ある人はイエス様に従うよりも父の葬儀を先にさせてください、と言いました。ところがイエス様は神の国を言い広めることが先だとおっしゃいました。神の国とは、永遠の命と祝福の国です。死を嘆くのでなく、死に勝利した命と希望を言い広める事です。死を嘆き悲しむだけの葬儀ならば、永遠の命を持たない死人のような人たちにさせなさい、とおっしゃいました。
(59-60)
イエスは別の人に、「わたしに従って来なさい」と言われた。しかし、その人は言った。「まず行って、父を葬ることをお許しください。」
イエスは彼に言われた。「死人たちに、彼ら自身の死人たちを葬らせなさい。あなたは出て行って、神の国を言い広めなさい。」
イエス様に従うことは全てが保証されることです。罪は赦され、地上でも必要は与えられます。
(マタイ6:33)
神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。
イエス様に従うと言いながら、この世のことを優先する必要はないし、この世の働きを気にするような人は神の国にふさわしくないとイエス様は言われます。なぜならイエス様が完璧に備えてくださる方だからです。神の国とは全てが整えられ与えられ愛され守られる神様のご支配のことです。
(61-62)
また、別の人が言った。「主よ、あなたに従います。ただ、まず自分の家の者たちに、別れを告げることをお許しください。」
すると、イエスは彼に言われた。「鋤に手をかけてからうしろを見る者はだれも、神の国にふさわしくありません。」
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