ヨシュア記10.1-27
神様は何でもできます。神様が人間に頼る必要はありません。ですが、神様は人間と一緒に世界を動かすことを願っておられます。
神様は人間を造られた時、「彼らに、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地をはうすべてのものを支配させよう。」(創世記1.26)と言われ、また、「エデンの園に置き、そこを耕させ、またそこを守らせた。」(創世記2.17)と書かれています。
神様はこの時、カナンの土地全部を神様のものとして聖絶(滅ぼし尽くす)ことを計画なさいました。それは神様だけでできますが、すぐにできます。ですが、神様は人間に役割を与え、人間とともに成し遂げることを願われます。
カナンの5人の王たちは連合軍を作ってギブオン(イスラエルと同盟を結んだ人たち)を攻撃してきました。その時に神様はヨシュアに言われます。
8 主はヨシュアに仰せられた。「彼らを恐れてはならない。わたしが彼らをあなたの手に渡したからだ。彼らのうち、ひとりとしてあなたの前に立ち向かうことのできる者はいない。」
敵と戦う前から、神様は「あなたの手に渡した」といわれました。完了形です。これから先のことでも、主の側ではすでに完了しています。勝利は決定済み、完了した事です。
それを聞いたヨシュアは主のことばを信じて前進しました。勝利は神様が決定してくれているので、あとは全力で戦うのみです。
9 それで、ヨシュアは夜通しギルガルから上って行って、突然彼らを襲った。
10 主が彼らをイスラエルの前でかき乱したので、イスラエルはギブオンで彼らを激しく打ち殺し、ベテ・ホロンの上り坂を通って彼らを追い、アゼカとマケダまで行って彼らを打った。
神様のことばは実現します。ヨシュアたちよりも、神様ご自身が戦ってくださいました。
11 彼らがイスラエルの前から逃げて、ベテ・ホロンの下り坂にいたとき、主は天から彼らの上に大きな石を降らし、アゼカに至るまでそうしたので、彼らは死んだ。イスラエル人が剣で殺した者よりも、雹の石で死んだ者のほうが多かった。
神様のご計画は実現します。しかも、そのご計画に人間も参加してほしいと願っています。神様は勝利や祝福を人間と一緒に味わいたいと願っておられます。神様はワンマンな方ではありません。いつも人とともに、時間を過ごし、人とともに世界を動かしたいと願う方です。神様は全知全能の聖なる方でありながら、人間との交わり、共同作業を願っておられます。
神様は今日も僕らに役目を与えてくださっています。
神様の願いは殺し合うことではなく、愛し合うことです。
神様は罪を滅ぼし、悪を滅ぼし、神様を愛し、人を愛する世界を作りたいと願っておられます。
神様は一人で何でもできる方です。でも、僕らに参加してほしいと願っておられます。神様は神様だけで罪や悪に勝てます。一人で十分です。でも、僕らにもその勝利に参加してほしいと願っておられます。
誰も神様に勝てる人はいません。
8 主はヨシュアに仰せられた。「彼らを恐れてはならない。わたしが彼らをあなたの手に渡したからだ。彼らのうち、ひとりとしてあなたの前に立ち向かうことのできる者はいない。」
今日も神様のことばに従いましょう。神様は勝利します。
戦う前から、神様は「あなたの手に渡した」と言ってくださいます。
あとは、僕らがそれを信じて行動するだけです。
主はすばらしいです。ハレルヤ!
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