2023年3月1日水曜日

ヨシュア記10.1-27

 ヨシュア記10.1-27

神様は何でもできます。神様が人間に頼る必要はありません。ですが、神様は人間と一緒に世界を動かすことを願っておられます。
神様は人間を造られた時、「彼らに、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地をはうすべてのものを支配させよう。」(創世記1.26)と言われ、また、「エデンの園に置き、そこを耕させ、またそこを守らせた。」(創世記2.17)と書かれています。
神様だけでやった方が早くて上手いのに、神様はいつも人間と一緒に歴史を動かし世界を動かすことを願っておられます。神様の神殿を作る時も、天から神殿を降らせることもおできになります。でも、神様は人間を用いて、人間と一緒に神殿を作ることを願い、そうされました。
神様はこの時、カナンの土地全部を神様のものとして聖絶(滅ぼし尽くす)ことを計画なさいました。それは神様だけでできますが、すぐにできます。ですが、神様は人間に役割を与え、人間とともに成し遂げることを願われます。
カナンの5人の王たちは連合軍を作ってギブオン(イスラエルと同盟を結んだ人たち)を攻撃してきました。その時に神様はヨシュアに言われます。
8 主はヨシュアに仰せられた。「彼らを恐れてはならない。わたしが彼らをあなたの手に渡したからだ。彼らのうち、ひとりとしてあなたの前に立ち向かうことのできる者はいない。」
敵と戦う前から、神様は「あなたの手に渡した」といわれました。完了形です。これから先のことでも、主の側ではすでに完了しています。勝利は決定済み、完了した事です。
それを聞いたヨシュアは主のことばを信じて前進しました。勝利は神様が決定してくれているので、あとは全力で戦うのみです。
9 それで、ヨシュアは夜通しギルガルから上って行って、突然彼らを襲った。
10 主が彼らをイスラエルの前でかき乱したので、イスラエルはギブオンで彼らを激しく打ち殺し、ベテ・ホロンの上り坂を通って彼らを追い、アゼカとマケダまで行って彼らを打った。
神様のことばは実現します。ヨシュアたちよりも、神様ご自身が戦ってくださいました。
11 彼らがイスラエルの前から逃げて、ベテ・ホロンの下り坂にいたとき、主は天から彼らの上に大きな石を降らし、アゼカに至るまでそうしたので、彼らは死んだ。イスラエル人が剣で殺した者よりも、雹の石で死んだ者のほうが多かった。
神様のご計画は実現します。しかも、そのご計画に人間も参加してほしいと願っています。神様は勝利や祝福を人間と一緒に味わいたいと願っておられます。神様はワンマンな方ではありません。いつも人とともに、時間を過ごし、人とともに世界を動かしたいと願う方です。神様は全知全能の聖なる方でありながら、人間との交わり、共同作業を願っておられます。
神様は今日も僕らに役目を与えてくださっています。
神様の願いは殺し合うことではなく、愛し合うことです。
神様は罪を滅ぼし、悪を滅ぼし、神様を愛し、人を愛する世界を作りたいと願っておられます。
神様は一人で何でもできる方です。でも、僕らに参加してほしいと願っておられます。神様は神様だけで罪や悪に勝てます。一人で十分です。でも、僕らにもその勝利に参加してほしいと願っておられます。
誰も神様に勝てる人はいません。
8 主はヨシュアに仰せられた。「彼らを恐れてはならない。わたしが彼らをあなたの手に渡したからだ。彼らのうち、ひとりとしてあなたの前に立ち向かうことのできる者はいない。」
今日も神様のことばに従いましょう。神様は勝利します。
戦う前から、神様は「あなたの手に渡した」と言ってくださいます。
あとは、僕らがそれを信じて行動するだけです。
主はすばらしいです。ハレルヤ!

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