詩篇12篇
僕らの目の前にはいつも2種類のことばがあります。
1つ目は神様のことば、2つ目は人のことばです。
ところが、人間のことばはいつも不純です。損しないように、気に入られるように、相手が動くように発言します。真実かどうかよりも、自分の思い通りに状況が動くように発言します。そのためなら、うそもへつらいも上手に使い分けます。
1 主よ。
お救いください。
聖徒はあとを絶ち、誠実な人は人の子らの中から消え去りました。
2 人は互いにうそを話し、へつらいのくちびると、二心で話します。
人間は高ぶり、まるで神様のようにことばで人をコントロールしようとします。人間同士の信頼関係は壊れ、上手に話す人がそうでない人を支配します。
4 彼らはこう言うのです。
「われらはこの舌で勝つことができる。
われらのくちびるはわれらのものだ。
だれが、われらの支配者なのか。」
現代社会で生きることは、人間の言葉というオイルやヘドロに汚染された海で泳ぐようなものです。不純なことばは僕らに悪影響を与えます。でも、人間はもともとそのようには作られていません。
神様から離れると、聞こえて来るのは不純な人のことばばかりです。
しかし、人は神様の純粋なことばを聞いて生きるように作られています。
神様のことばは完全に真実です。そこには不純物やゴミはありません。
6 主のみことばは混じりけのないことば。
土の炉で七回もためされて、純化された銀。
神様のことばは実現します。神様の口から出ることばは命と力そのものです。神様はことばで踏みにじられダマされてる人を救ってくださいます。
5 主は仰せられる。
「悩む人が踏みにじられ、貧しい人が嘆くから、今、わたしは立ち上がる。
わたしは彼を、その求める救いに入れよう。」
7 あなたが、主よ、彼らをお守りになります。
あなたはこの時代からとこしえまでも彼らを保たれます。
僕らの人生の戦いは、実はことばの戦いです。嘘のことば VS 真実なことばです。嘘のことばは悪魔のそそのかされた人間が作り上げたことばです。真実なことばは神様のことばです。嘘は僕らを恐れさせたり、脅したり、あるいは甘いことばで誘導します。しかし、真実なことばは僕らを平安と確信と愛の中に保ってくださいます。
神様のことばこそが真実であり、命です。僕らはすぐにブレて行きますが、神様のことばはそんな僕らを矯正し、もう一度いのちと平安へと導いてくれます。
(新約聖書 1ペテロ 2:2)
生まれたばかりの乳飲み子のように、純粋な、みことばの乳を慕い求めなさい。それによって成長し、救いを得るためです。
(新約聖書 2テモテ 3:16)
聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。
今日も神様のことばを求めましょう。
また、僕らが話すことばに不純物が入っていないかどうかチェックしてみましょう。僕らのことばがいつも正直で真実でありますように。
3 主が、へつらいのくちびると傲慢の舌とを、ことごとく断ち切ってくださいますように。
0 件のコメント:
コメントを投稿