ヨハネの手紙第一5.1-12

 ヨハネの手紙第一5.1-12

僕らが宗教を選んだとか、僕らがイエス様を信じたと思うけど、聖書によるとその逆で、イエス様が僕らを選んだし、神様が僕らを生んだと書かれています。

1 イエスがキリストであると信じる者はだれでも、神によって生まれたのです。

「イエスがキリストであると信じる」とは、イエスが旧約聖書で長年預言されていたメシヤ（救い主）であるという意味です。しかも、イエスを信じることは、僕らの意思とか選択というよりも神様の選びです。イエス様はおっしゃいました。

（新約聖書　ヨハネ 15:16）

あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。

神様によって生まれ、神様に選ばれた人は神様の命令を守りたい、と思います。しかも、それは「やらされている」という負担感はありません。喜んで神様を愛したい、神様の教えに従いたいと思います。また、同じように神様から生まれた他の仲間を愛したいと思うようになります。

1 イエスがキリストであると信じる者はだれでも、神によって生まれたのです。生んでくださった方を愛する者はだれでも、その方によって生まれた者をも愛します。

2 私たちが神を愛してその命令を守るなら、そのことによって、私たちが神の子どもたちを愛していることがわかります。

3 神を愛するとは、神の命令を守ることです。その命令は重荷とはなりません。

神様を愛することは負担どころか、むしろ喜びです。神様によって生まれた人は神様を知らないこの世の人たちから攻撃や圧迫を受けることがありますが、それでも神様に従うことは負担よりも喜びです。この世は悪魔の支配下にある、と聖書はハッキリ書いています。悪魔は神様の子どもたちを脅したり、誘惑したり、いじめたり、罪をさせようとしますが神様から引き離すことはできません。

18 神によって生まれた者はだれも罪の中に生きないことを、私たちは知っています。神から生まれた方（イエス様）が彼を守っていてくださるので、悪い者は彼に触れることができないのです。19 私たちは神からの者であり、全世界は悪い者の支配下にあることを知っています。

神様の子どもは悪の世に負けることがありません。なぜなら、悪に勝利している神様を信頼しているからです。

4 なぜなら、神によって生まれた者はみな、世（悪の支配のこの世）に勝つからです。私たちの信仰（神様を信頼すること）、これこそ、世に打ち勝った勝利です。5 世に勝つ者とはだれでしょう。イエスを神の御子と信じる者ではありませんか。

イエス様を信じる人は神様が一緒にいてくださるし、神様に愛されています。小さい子が恐い人を見るとお母さんに隠れるように、それ以上に神様と一緒にいることは完璧な守りです。敵は神様に勝つことができません。この神様に信頼することが勝利です。

悪の攻撃や誘惑が来た時に、自分で対応する必要はありません。神様が一緒にいてくださいます。自分で戦わず、神様にお任せしましょう。信じた人は神様の中にいます。神様はいのちをかけて愛し守り抜いてくださる方です。

（１ヨハネ4.15-16）

だれでも、イエスを神の御子と告白するなら、神はその人のうちにおられ、その人も神のうちにいます。私たちは、私たちに対する神の愛を知り、また信じています。神は愛です。愛のうちにいる者は神のうちにおり、神もその人のうちにおられます。

神様の愛は完璧です。この神様を信じるほどに、僕らは恐れから解放されます。

（１ヨハネ4.18）

愛には恐れがありません。全き愛は恐れを締め出します。

僕らは人の作り話を信じているのではありません。神様がおっしゃった証言を信じています。それによると、イエス様を信じること＝永遠のいのちにつながることです。

9 もし、私たちが人間のあかし（証言）を受け入れるなら、神のあかしはそれにまさるものです。御子についてあかしされたことが神のあかしだからです。

10 神の御子を信じる者は、このあかしを自分の心の中に持っています。（…中略…）

11 そのあかしとは、神が私たちに永遠のいのちを与えられたということ、そしてこのいのちが御子のうちにあるということです。

今日も神様は完璧です。神様は勝利であり愛です。イエス様を信じる人はこのいのちと勝利に招かれた人です。聖書が書かれている理由はそれを僕らによくわからせるためです。

13 私が神の御子の名を信じているあなたがたに対してこれらのことを書いたのは、あなたがたが永遠のいのちを持っていることを、あなたがたによくわからせるためです。

神様に愛され守られています。恐れる必要はありません。僕らの作り話ではなく、神様ご自身が証言され、僕らはそれが聞こえているし、信じています。安心しましょう。どんなことがあっても神様の愛から引き離されることはありません。

（新約聖書　ローマ 8:35-39）

私たちをキリストの愛から引き離すのはだれですか。患難ですか、苦しみですか、迫害ですか、飢えですか、裸ですか、危険ですか、剣ですか。（…中略…）私はこう確信しています。死も、いのちも、御使いも、権威ある者も、今あるものも、後に来るものも、力ある者も、高さも、深さも、そのほかのどんな被造物も、私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません。