出エジプト1章
ある牧師が言っていました「恐れる相手は1人だけ。」神様以外は恐れなくていい、という意味です。エジプトのファラオはユダヤ人たちが増えていくのを恐れ、重い労役で苦しめ、弱体化させようとしました。「しかし、苦しめれば苦しめるほど、この民はますます増え広がったので、人々はイスラエルの子らに恐怖を抱くようになった。」とあります。(12)ユダヤ人たちが増えて広がり祝福されることは、創世記に何度も書かれています。ユダヤ人とは神様が作り、選び、祝福している人々です。彼らを虐待することは神様への反逆です。
(創世記 28章14~15節)
あなたの子孫は地のちりのように多くなり、あなたは、西へ、東へ、北へ、南へと広がり、地のすべての部族はあなたによって、またあなたの子孫によって祝福される。
見よ。わたしはあなたとともにいて、あなたがどこへ行っても、あなたを守り、あなたをこの地に連れ帰る。わたしは、あなたに約束したことを成し遂げるまで、決してあなたを捨てない。」
ファラオは虐待しても力強く増えていくユダヤ人たちを恐れました。ユダヤ人たちの背後には神様がついているからです。ファラオは今度は生まれたらすぐに殺して人口を減らそうと考えます。それで、男子はすぐに殺すように助産婦に命令しました。しかし、助産婦たちは地上の権力者よりも神様を恐れて拒否します。
(15節から17節)
また、エジプトの王は、ヘブル人の助産婦たちに命じた。一人の名はシフラ、もう一人の名はプアであった。
彼は言った。「ヘブル人の女の出産を助けるとき、産み台の上を見て、もし男の子なら、殺さなければならない。女の子なら、生かしておけ。」
しかし、助産婦たちは神を恐れ、エジプトの王が命じたとおりにはしないで、男の子を生かしておいた。
助産婦たちは見える権力者よりも神様を恐れました。彼女たちはファラオに呼ばれて問い詰められます。即刻死刑でもおかしくない場面です。それでも彼女たちは王よりも神様に従います。
(18節から19節)
そこで、エジプトの王はその助産婦たちを呼んで言った。「なぜこのようなことをして、男の子を生かしておいたのか。」
助産婦たちはファラオに答えた。「ヘブル人の女はエジプト人の女とは違います。彼女たちは元気で、助産婦が行く前に産んでしまうのです。」
神様を優先し恐れ従うことを神様は喜んでくださいます。彼女たちは祝福されました。
(20節から21節)
神はこの助産婦たちに良くしてくださった。そのため、この民は増えて非常に強くなった。
助産婦たちは神を恐れたので、神は彼女たちの家を栄えさせた。
助産婦たちは、神様がユダヤ人を祝福し海の砂のように、星の数のように増やすこと約束を知っていました。聖書は僕らにも言います。「人に従うより、神に従うべきです。」(使徒の働き5.29)今日も恐れるべきはただお一人です。
(マタイ10.28)
「からだを殺しても、たましいを殺せない人たちなどを恐れてはなりません。そんなものより、たましいもからだも、ともにゲヘナで滅ぼすことのできる方を恐れなさい。」
(伝道者の書12.13~14)
結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。神は、善であれ悪であれ、あらゆる隠れたことについて、すべてのわざをさばかれるからである。
主を誰より優先して従うことに神様の喜びがあります。そして、そこに祝福があります。主が僕らの味方です。目先の強い人に嫌われても、攻撃されても、神様に喜ばれています。「人がもし、不当な苦しみを受けながらも、神の前における良心のゆえに、悲しみをこらえるなら、それは喜ばれることです。」(1ペテロ2.10)だから大丈夫です!ハレルヤ!
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