1列王16.1-20
戦争も、国内の争いも、家庭内の争いも、誰が悪いか何が悪いかと原因を探りますが、そんな僕らに神様はハッキリと本当の原因を教えてくれています。それは僕らが神の怒りを引き起こしたためです。
神様はいつもニコニコして「オッケー、オッケー」と言っている神様ではありません。喜怒哀楽があり、ちゃんと怒り、悲しむ神様です。神様を軽く見てバカにし、代わりに人間が作ったものを大切にすることを悲しみ怒る神様です。その実例が旧約聖書に繰り返し書かれています。
神様を捨てて偶像を拝み始めたイスラエルに対して、神様は悲しみ怒ります。そして正しく報復されます。イスラエルのバアシャと言う王様も、その息子のエラと言う王様も神様を捨て、神様の怒りを引き起こしました。その怒りは家来がクーデターを起こすという形で現れます。
"そのとき、ハナニの子エフーに、バアシャに対する次のような主のことばがあった。
「わたしは、あなたをちりから引き上げ、わたしの民イスラエルの君主としたが、あなたはヤロブアムの道に歩み、わたしの民イスラエルに罪を犯させ、その罪によってわたしの怒りを引き起こした。
今、わたしはバアシャとその家を除き去り、あなたの家をネバテの子ヤロブアムの家のようにする。
バアシャに属する者で、町で死ぬ者は犬がこれを食らい、野で死ぬ者は空の鳥がこれを食らう。」"
列王記 第一 16章1~4節
神様の怒りと裁きのクーデターは起きました。それは激しく、家来や親戚だけではなく子どもも友人たちも1人残らず殺されていきます。聖書はその理由をハッキリと「彼らの空しい神々によってイスラエルの神、主の怒りを引き起こしたためである。」と言います。(13)
"ユダの王アサの第二十六年に、バアシャの子エラがティルツァでイスラエルの王となった。治世は二年であった。
彼がティルツァにいて、ティルツァの宮廷長官アルツァの家で酒を飲んで酔っていたとき、彼の家来で、戦車隊の半分の長であるジムリが彼に謀反を企てた。
ユダの王アサの第二十七年に、ジムリが入って来てエラを打ち殺し、彼に代わって王となった。
ジムリは王となり王座に就くと、すぐにバアシャの全家を討ち、小童から親類、友人に至るまで、一人も残さなかった。
こうして、ジムリはバアシャの全家を根絶やしにした。預言者エフーを通してバアシャに言われた主のことばのとおりであった。
これは、バアシャのすべての罪とその子エラの罪のゆえであり、彼らが罪を犯し、また彼らがイスラエルに罪を犯させ、彼らの空しい神々によってイスラエルの神、主の怒りを引き起こしたためである。"
列王記 第一 16章8~13節
神様の怒りと悲しみは今もあります。だからいつも神様の気持ちはどうか、神様は今の僕らの選択をどう思っておられるか、そのことを第一考えることは神様の喜びです。本来、僕らに愛と平和を与えたいと願っておられる神様です。イエス様は平安を与えるとおっしゃいます。(ヨハネ14.27)だのに僕らは間違い、神様よりも他のものを優先してしまいます。神様の怒りと裁きはイエス様が受けてくださいました。
今日、神様よりも他の人やモノを大事にしてることを正直に認めましょう。そして神様に戻りましょう。神様に喜ばれる選択をし続けましょう。神様に聞きましょう。「神様、気持ちはどうですか?」と。イエス様が十字架でその怒りを引き受け、僕らをすべての罪からきよめてくださいます。今日も神様ファーストで歩めますように
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