エレミヤ23.25-40
神様が「光あれ」とおっしゃると光ができます。たった5文字です。「生きよ」と言われると死人が生き返ります。たった3文字です。神様の御言葉は破壊力があります。岩を砕きます。そして神様にとって不要なものは容赦なく焼き尽くす火のようです。
"夢を見た預言者は夢を語るがよい。しかし、わたしのことばを受けた者は、わたしのことばを忠実に語らなければならない。麦は藁と何の関わりがあるだろうか。──主のことば──
わたしのことばは火のようではないか──主のことば──。岩を砕く金槌のようではないか。"
エレミヤ書 23章28~29節
麦とは人を生かすパンです。そして、ワラとは役に立たずに燃えてしまうものです。人から出た夢、欲望、自慢、偽り、その類のものは散らされるもみがらのように儚く消えていきます。
この当時、自分の夢を語りながら神様の名前を使って「主がおっしゃっている」と言う預言者がいたようです。彼らは何の役にも立たないワラのようです。いや、むしろ有害であり、神様の敵です。
"見よ。わたしは偽りの夢を預言する者たちの敵となる──主のことば──。彼らは、偽りと自慢話をわたしの民に語って迷わせている。わたしは彼らを遣わさず、彼らに命じもしなかった。彼らは、この民にとって何の役にも立たない──主のことば。"
エレミヤ書 23章32節
ガンコな罪人を砕いて作り替え、世界を新しくするのは神様の言葉によります。御言葉がなければ、みんな好き勝手に生きて堕落し滅んでいくだけです。僕らに必要なのは、人の良いお話ではなく、神様の言葉です。もしこれがなければみんな好き勝手に生きて滅んでいくだけです。
"幻がなければ、民は好き勝手にふるまう。しかし、みおしえを守る者は幸いである。"
箴言 29章18節
「ビジョンが与えられました!」という人は特に吟味が必要です。神様からなのか、人からなのか、の吟味です。大事なことは「自分の願い」や「こうなりたい!」って思いを一回横に置いて神様のことばを求めることです。たった5文字、いや3文字だけで僕らは砕かれ新しくされます。「神様、ひと言で十分です。あなたが私におっしゃる言葉を与えてください」と祈りましょう。そうでなければ虚しく消えていきます。
神様の言葉は固まってしまった心を砕き新しくしてくれます。人が新しく変えられるのはカウンセリングではなく、信仰の解説本でもなく、あの先生のお話でもありません。それらも用いられるけど、破壊力があるのはみことばです。みことばがなければ全ては虚しく、力なく、いくら夢や欲望を語っても滅んでいくだけです。神様、人のことばではなく、みことばを与えてください。たった一言与えてください。僕らを変えてください。聞く耳を心を与えてください。
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