詩篇83篇
神様は絶対的な権力者です。全ての出来事の支配者は神様です。全ての所有権は神様にあります。だのに、僕らは神様よりも自分を上にし、支配し、所有しようとします。これが「罪」です。罪とは神様より自分を上にすることです。自分が上だから礼拝しないし、自分が上だから神様の時間は後回しだし、自分が上だから親をバカにし、殺し、姦淫し、ウソをつき、他人のものを欲しがります。
イスラエルは神様が愛し作った神様の民です。でも周辺国は自分が上です。だからイスラエルを滅ぼし、神様の土地を手に入れようとします。目的は所有者、王様になることです。罪とは高ぶりです。神様の敵とは、自分を上にする人たちです。敵とは神様を下に見る人たちです。
"神よ沈黙していないでください。黙っていないでください。神よ黙り続けないでください。
ご覧ください。あなたの敵が騒ぎ立ちあなたを憎む者どもが頭をもたげています。
彼らはあなたの民に対して悪賢いはかりごとをめぐらしあなたにかくまわれている者たちに悪を企んでいます。
彼らは言っています。「さあ彼らの国を消し去ってイスラエルの名がもはや覚えられないようにしよう。」"
詩篇 83篇1~4節
"彼らは言っています。「神の牧場を奪ってわれわれのものとしよう。」"
詩篇 83篇12節
この罪は僕らもしっかり受け継いでしまっています。平気で隣人よりも自分を上にします。キッチンの使い方、テレビのチャンネル権、共有スペースの席の確保、全てが他人より自分が上です。会議で意見が通らないとイラつきます。イエス様のしもべの姿と真逆です。罪とは高ぶりです。
聖書の祈りは敵を滅ぼし、敵が消え去ることです。悪い人が死ぬことではありません。悔い改めて神様だけが全ての上におられるいと高きで神様であることを全員がが知ることです。
"私の神よ彼らを風の前に吹き転がされる藁のようにしてください。
林を燃やす火のように山々を焼き尽くす炎のように
そのようにあなたの疾風で彼らを追いあなたの嵐で恐れおののかせてください。
彼らの顔を恥で満たしてください。主よ彼らが御名を捜し回りますように。
彼らがいつまでも恥を見て恐れおののきますように。辱めを受けて滅びますように。
こうして彼らが知りますように。その名が主であるあなただけが全地の上におられるいと高き方であることを。"
詩篇 83篇13~18節
敵は僕らの内側にも満ちています。自分が偉くて、他人よりも自分が上で、自分の権利ばかり求めます。神様の権威よりも自分優先です。そのような高ぶりが頭をもたげています。「ご覧ください。あなたの敵が騒ぎ立ちあなたを憎む者どもが頭をもたげています。」僕ら祈りましょう。罪がが消え去り、滅びますように、僕らが自分を捨てて、ただ神様だけをほめたたえ、へりくだって仕える人に変えられますように。
"こうして彼らが知りますように。その名が主であるあなただけが全地の上におられるいと高き方であることを。"
詩篇 83篇18節
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