ローマ11.25-36

 神様のなさることは僕らの予想をはるかに超えています。 神様に愛されているはずのイスラエル人たちが「みこころのままに頑なにされる」（9.18）のは「神様のあわれみを受けるため」です。（31）僕たちも以前は頑なだったし不従順だったのもまた「神様のあわれみを受けるため」でした。（30）

（30-32）

あなたがたは、かつては神に不従順でしたが、今は彼らの不従順のゆえに、あわれみを受けています。

それと同じように、彼らも今は、あなたがたの受けたあわれみのゆえに不従順になっていますが、それは、彼ら自身も今あわれみを受けるためです。

神は、すべての人を不従順のうちに閉じ込めましたが、それはすべての人をあわれむためだったのです。

 

僕ら人間が威張ることなく、高ぶることのないように、そして行いによることがないように、神様はわざと人を一定期間かたくなにすることがあるようです。神様のご計画は人間の予想をはるかに超えています。

 

（33）

ああ、神の知恵と知識の富は、なんと深いことでしょう。神のさばきはなんと知り尽くしがたく、神の道はなんと極めがたいことでしょう。

 

イスラエルが不従順になることは神様にとって悲しみではあるけれども、一方ではるかに高いご計画が進んでいました。同様に僕らの友だちや家族が不従順になっている時にも、驚くべき神様もご計画があります。 神様の願いは、人が自分の力や行いによらず、高ぶることなく、100%神様の恵みと憐れみの中に入れられることです。

 

（34-36）

「だれが主の心を知っているのですか。だれが主の助言者になったのですか。だれがまず主に与え、主から報いを受けるのですか。」すべてのものが神から発し、神によって成り、神に至るのです。この神に、栄光がとこしえにありますように。アーメン。

 

僕らは、人の救いも、人の心が柔らかくなることも、頑固になることも、コントロールしようとしがちです。でも違います。全ては神様から出ています。 全てがめぐみ、 全てが神様の栄光です。 圧倒的なご計画が進んでいます。目先のことでがっかりしすぎなくても大丈夫です。神の道はもっと大きく高い所にあります。ハレルヤ！