2022年12月13日火曜日

黙示録12章

 黙示録12章


悪魔は「兄弟たちの告発者」「昼も夜も私たちの神の御前で訴えるもの」です。(10)その悪魔はすでに敗北し天から落とされています。(10)ところが悪魔は地上に落とされ、自分の寿命が短いことを知って、憤って今も僕らを告発しつづけています。(12)また、隣人の小さな欠点に目をつけ、裁き、訴え、攻撃し、噛み合うようにと誘惑し続けています。また、自分を責めさせて絶望させようと頑張っています。



(10-12)

私は、大きな声が天でこう言うのを聞いた。「今や、私たちの神の救いと力と王国と、神のキリストの権威が現れた。私たちの兄弟たちの告発者、昼も夜も私たちの神の御前で訴える者が、投げ落とされたからである。

兄弟たちは、子羊の血と、自分たちの証しのことばのゆえに竜に打ち勝った。彼らは死に至るまでも自分のいのちを惜しまなかった。

それゆえ、天とそこに住む者たちよ、喜べ。しかし、地と海はわざわいだ。悪魔が自分の時が短いことを知って激しく憤り、おまえたちのところへ下ったからだ。」



悪魔の攻撃は分かりやすく告発すること、そして互いに告発させることですが、僕らは勝利が決定しています。まずは、「子羊(イエス様)の血」によって竜(悪魔)に勝っています。「御子イエスの血がすべての罪から私たちをきよめてくださいます。」と聖書に明言されています。(1ヨハネ1.7)誰がなんと言おうと、イエス様を信じる人は無罪です。イエス様の福音を信じるならあなたは無罪です。これがイエス様の血による悪魔への勝利です。


もう一つの勝因は「自分たちの証のことばのゆえ」です。「証しのことば」とは、「私はイエス様を信じます。イエス様の十字架の血によって赦されたと信じます」と告白し、表明し、福音に従うことです。福音に従うことはイエス様が無罪宣言をしている人を(自分のことも)自分も無罪と認め、それを口で言い表すことです。


悪魔は今もなんとか獲物を求めてさまよっています。聖書は「あなたがたの敵である悪魔が、ほえたけるししのように、食い尽くすべきものを捜し求めながら、歩き回っています。堅く信仰に立って、この悪魔に立ち向かいなさい。」(1ペテロ5.7-8)と言います。悪魔はまだ頑張っていますが、イエス様の福音を信じ、告白し、イエス様側に付くなら大丈夫です。「ですから、神に従い、悪魔に対抗しなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります。」(ヤコブ4.7)


悪魔は信仰者が大嫌いです。また、悪魔はユダヤ人が大嫌いです。今もそうです。イエス様が地上に来るために選ばれ、イエス様を産んだ民族がユダヤ人です。黙示録に出てくる「子」とはイエス様のこと、それを産んだ「女」とはユダヤ人のことです。福音書の一番最初は「アブラハムの子孫、ダビデの子孫、イエス・キリストの系図。」で始まります。イエスキリストはアブラハムの子であり、ダビデの子です。つまり、イエス様はユダヤ人の中から生まれた子です。悪魔はユダヤ人たちを苦しめ続けます。今までも、これからもそうです。でも、ユダヤ人たちは守られます。


(4-5)

また竜は、子を産もうとしている女の前に立ち、産んだら、その子を食べてしまおうとしていた。

女は男の子を産んだ。この子は、鉄の杖をもってすべての国々の民を牧することになっていた。その子は神のみもとに、その御座に引き上げられた。


(13-17)

竜は、自分が地へ投げ落とされたのを知ると、男の子を産んだ女を追いかけた。

しかし、女には大きな鷲の翼が二つ与えられた。荒野にある自分の場所に飛んで行って、そこで一時と二時と半時の間、蛇の前から逃れて養われるためであった。

すると蛇はその口から、女のうしろへ水を川のように吐き出し、彼女を大水で押し流そうとした。

しかし、地は女を助け、その口を開けて、竜が口から吐き出した川を飲み干した。

すると竜は女に対して激しく怒り、女の子孫の残りの者、すなわち、神の戒めを守り、イエスの証しを堅く保っている者たちと戦おうとして出て行った。


僕らに対しても、ユダヤ人に対しても悪魔の攻撃はしばらく続きます。互いに攻め合い告発しあい、裁き合うようにさせようとします。「もし互いにかみ合ったり、食い合ったりしているなら、お互いの間で滅ぼされてしまいます。気をつけなさい。」(ガラテヤ5.15)今日も目をさましていましょう。「悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべての武具を身に着けなさい。」です。(エペソ6.11)武具とは、イエス様の血による福音の勝利です。それを信じ、告白し、従うことです。これこそが勝利です。


悪魔はすでに敗北しています。「今や、私たちの神の救いと力と王国と、神のキリストの権威が現れた。」(10)すでに勝利しているイエス様に感謝しましょう。信頼して従いましょう。大丈夫です。ハレルヤ!


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