2022年12月13日火曜日

黙示録13章

 黙示録13章



クリスチャンはこの世で成功する人たちではないし、成功することがゴールではありません。もちろんこの世でうまくいくこともたくさん与えられますが、でも、それが目標ではありません。世界の終わりが近づくと悪魔はますます激しく神様に抵抗し、この世界を支配するようになります。そしてクリスチャンたちはこの世で生きて行くことができず、殺される時代になることが預言されています。でも、殺されても大丈夫です。次の14章には大逆転がはっきりと書かれています。



悪魔は自分の権威を与えた「獣」をこの世に現し、「獣」がこの世界を支配します。それはまるで神様のように奇跡を行い、死んだかと思っても復活します。その獣は復活したり、世界を支配したり、イエス様の真似をしてるみたいです。「子羊の角に似た二本の角を持ち、竜が語るように語っていた。」とあります。(11)多く人たちはその力に驚き惑わされますが、特に「復活」したことで人々は驚き、信じて従うようになるようです。「致命的な傷が治った最初の獣を拝ませた。」(12)「地に住む者たちを惑わし、剣の傷を受けながらも生き返ったあの獣の像を造るように、地に住む者たちに命じた。」(14)とあります。悪魔はイエス様のマネをしてる感じがします。神様になりたかったんだろうな、と言う気がします。



(1-8)

また私は、海から一頭の獣が上って来るのを見た。これには十本の角と七つの頭があった。その角には十の王冠があり、その頭には神を冒瀆する様々な名があった。私が見たその獣は豹に似ていて、足は熊の足のよう、口は獅子の口のようであった。竜はこの獣に、自分の力と自分の王座と大きな権威を与えた。その頭のうちの一つは打たれて死んだと思われたが、その致命的な傷は治った。全地は驚いてその獣に従い、

竜を拝んだ。竜が獣に権威を与えたからである。また人々は獣も拝んで言った。「だれがこの獣に比べられるだろうか。だれがこれと戦うことができるだろうか。」

この獣には、大言壮語して冒瀆のことばを語る口が与えられ、四十二か月の間、活動する権威が与えられた。

獣は神を冒瀆するために口を開いて、神の御名と神の幕屋、また天に住む者たちを冒瀆した。

獣は、聖徒たちに戦いを挑んで打ち勝つことが許された。また、あらゆる部族、民族、言語、国民を支配する権威が与えられた。

地に住む者たちで、世界の基が据えられたときから、屠られた子羊のいのちの書にその名が書き記されていない者はみな、この獣を拝むようになる。



世界のほとんどの人たちはこの獣と、獣を与えた竜(悪魔)を礼拝するようになります。世界は悪魔の時代です。ですが、子羊(イエス様)のいのちの書に名が書き記されている人たちだけは獣を拝みません。それゆえにこの世で生きることができず、捕らえられ、殺されます。悪魔を拝む人たちは獣の刻印を受けていて、この刻印がないと買い物ができなくなります。



(9-10)

耳のある者は聞きなさい。

捕らわれの身になるべき者は捕らわれ、剣で殺されるべき者は剣で殺される。ここに、聖徒たちの忍耐と信仰が必要である。



(16-17)

また獣は、すべての者に、すなわち、小さい者にも大きい者にも、富んでいる者にも貧しい者にも、自由人にも奴隷にも、その右の手あるいは額に刻印を受けさせた。また、その刻印を持っている者以外は、だれも物を売り買いできないようにした。刻印とは、あの獣の名、またはその名が表す数字である。



一方、イエス様を信じる人たちもイエス様のいのちの書に名前が書かれ、また聖霊の証印を受けています。聖霊が与えられている人は永遠の視点が与えられるので、地上で買い物ができず殺されても忍耐と信仰が与えられ続けます。信仰がバカにされ続け、嘲られ続け、苦しみが続く時代が世界の終わりにはやってきます。この現象は今までも何度も起こってきたことです。誰よりもイエス様ご自身がそのように生きられました。



1ペテロ 2:21-23)

あなたがたが召されたのは、実にそのためです。キリストも、あなたがたのために苦しみを受け、その足跡に従うようにと、あなたがたに模範を残されました。キリストは罪を犯したことがなく、その口に何の偽りも見いだされませんでした。

ののしられても、ののしり返さず、苦しめられても、おどすことをせず、正しくさばかれる方にお任せになりました。



そして、イエス様に従う多くの弟子たちが悪魔によって苦しめられたことが聖書に記録されています。この世は彼らにふさわしい所ではありませんでした。



(ヘブル 11:36-38)

また、ほかの人たちは、あざけられ、むちで打たれ、さらに鎖につながれ、牢に入れられるめに会い、

また、石で打たれ、試みを受け、のこぎりで引かれ、剣で切り殺され、羊ややぎの皮を着て歩き回り、乏しくなり、悩まされ、苦しめられ、——この世は彼らにふさわしい所ではありませんでした。——荒野と山とほら穴と地の穴とをさまよいました



日本は特にキリスト教に対する迫害と弾圧が長く続き、多くのクリスチャンたちは殺され、多くの人たちが悪魔の支配に従いました。

ところが、聖霊の証印が押され、信仰と忍耐が与えられて殺された人たちには、死後の喜びと報いがあることが14章に書かれています。



(14章13節)

また私は、天からの声がこう言うのを聞いた。「書き記せ、『今から後、主にあって死ぬ死者は幸いである』と。」御霊も言われる。「しかり。その人たちは、その労苦から解き放たれて安らぐことができる。彼らの行いが、彼らとともについて行くからである。」



反対に、悪魔を拝み、獣の刻印を受ける人たちは死後に永遠の苦しみがあることも明記されています。



(14章9-11節)

「もしだれかが獣とその像を拝み、自分の額か手に刻印を受けるなら、その者は、神の怒りの杯に混ぜ物なしに注がれた、神の憤りのぶどう酒を飲み、聖なる御使いたちと子羊の前で火と硫黄によって苦しめられる。彼らの苦しみの煙は、世々限りなく立ち上る。獣とその像を拝む者たち、また、だれでも獣の名の刻印を受ける者には、昼も夜も安らぎがない。」



忍耐しましょう。この世では苦しみがあります。迫害もあります。イエス様を信じたことで生きずらくなる場面は僕らにもあります。でも、その先には平安と喜びが待っています。忍耐しましょう。聖霊様が今日も信仰と希望と忍耐を与え続けてくださいますように。ハレルヤ!

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