2022年12月13日火曜日

エゼキエル12章

エゼキエル12章 神様は反抗する人たちにいつも手を伸ばしておられます。「不従順で反抗する民に対して、わたしは一日中、手を差し伸べた。」と聖書は言います。(ローマ10.21)僕らが無視したり反抗するのをわかっていても教え続け、語り続けてくださいます。 神様が預言者エゼキエルを遣わした時も、神様はおっしゃいました。 (2) 人の子よ。あなたは反逆の家の中に住んでいる。彼らは見る目があるのに見ず、聞く耳があるのに聞こうとしない。彼らが反逆の家だからである。 それでも神様はエゼキエルに、神様の預言を語るだけでなく、わかりやすいように実演をして伝えるように言われます。 反抗されるのはわかっています。それでも神様は反抗する人たちに忍耐しつづけ、わずかな人でもいいから分かってもらいたい、と願い伝え続けておられます。神様はこれから起こることを演技して示すように言われました。そしてそれは実現しました。 (4-6) あなたは、昼のうちに彼らが見ている前で、自分の荷物を捕囚のときの荷物のようにして持ち出せ。そして、捕囚に行く人々のように、彼らの見ている前で夕方出て行け。彼らの見ている前で壁に穴を開け、そこから荷物を運び出せ。彼らの見ている前で、あなたは荷物を肩に担ぎ、暗いうちに出て行き、顔をおおって地を見るな。わたしがあなたをイスラエルの家のためにしるしとするからだ。」 この演技は反逆する人々とエルサレムの君主がこれから体験することをあらかじめ表現したものでした。 (11-12) 私がしたようなことが彼らにもなされる。彼らは捕囚となって引いて行かれる。彼らのうちにいる君主は、暗いうちに荷物を背負って出て行く。出て行けるように壁に穴が開けられる。彼は顔をおおう。自分の目でその地を見ることはもうないからである。』 この通りのことが実現し、エルサレムは滅び、君主ゼデキヤは目を潰されて土地を見ることができなくなりました。(1列王記25章)神様のことばは今日も真実だし、実現します。そして、神様は今日もあきらめずに手を伸ばしておられ、語り続け、伝え続けておられます。僕らが悔い改めて滅びることがないためです。 エゼキエルの話を聞いた人たちも「それはずっとずっと後のことだろう」とか「あの預言はキャンセルされた」とか、勝手なことを言っていたようです。「幻(預言)は消え失せる」ということわざが流行っていたようです。それでも神様のことばは実現します。 (22) 「人の子よ。あなたがたがイスラエルの地について、『日は延ばされ、すべての幻は消え失せる』と言っている、あのことわざは何なのか。 (25-28) それは、主であるわたしが語り、わたしが語ったことを実現し、決して引き延ばさないからだ。反逆の家よ。あなたがたが生きているうちに、わたしは言ったことを実現させる──神である主のことば。」次のような主のことばが私にあった。「人の子よ。今、イスラエルの家は言っている。『彼が見ている幻はずっと後のことについてであり、はるか遠い将来について預言しているのだ。』それゆえ、彼らに言え。『神である主はこう言われる。わたしのすべてのことば、わたしが語ることは、もはや引き延ばされることはなく、必ず成就する──神である主のことば。』」 今日も神様は僕らに語っておられます。そして、僕らに神様のさばきと、イエス様による救いを伝えるように任されています。 (2テモテ4:2-4) みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。寛容を尽くし、絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めなさい。というのは、人々が健全な教えに耳を貸そうとせず、自分につごうの良いことを言ってもらうために、気ままな願いをもって、次々に教師たちを自分たちのために寄せ集め、真理から耳をそむけ、空想話にそれて行くような時代になるからです。 神様のみことばは実現します。反抗されても伝え続けるのは神様の愛です。神様はかつてエゼキエルに言われました。 (3章18節) わたしが、悪い者に『あなたは必ず死ぬ』と言うとき、もしあなたが彼に警告を与えず、悪い者に悪の道から離れて生きるように警告しないなら、その悪い者は自分の不義のゆえに死ぬ。そして、わたしは彼の血の責任をあなたに問う。 神様は僕らに福音を委ねておられます。相手が聞かなくても反抗されても伝え続けるように任されています。神様は反抗する人たちを今日も一日中、手を差し伸べておられます。僕らも神様と一緒に忍耐して伝え続け、祈り続けるものでありますように。

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