2022年12月27日火曜日

詩篇147篇

詩篇147篇


北海道の冬と夏は全く別の国にいるみたいです。もう無理、と思うほどの雪と氷と風に閉ざされた世界だったのに、時が来ると緑と光と花に包まれた美しい世界に変わっています。僕ら人間はそれを変えることはできません。この世界は神様の主権と愛によって作られ、今日も主が支えておられます。



(16-18)

主は羊毛のように雪を降らせ灰のように霜をまかれる。

主は氷をパン屑のように投げつけられる。だれがその寒さに耐えられるだろうか。

主がみことばを送ってこれらを溶かしご自分の風を吹かせると水は流れる。



なのに、僕らは自分の力を好み、自分がコントロールできる世界を作ろうとします。神様が願っておられるのは効率の良さでも人の力でもなく、神様の恵みを信頼して待ち望み、与えられたものを感謝し賛美する愛の関係です。「神は(…)人の足の速さを好まれない。」(10)とあります。世界は神様の愛の御手の中で、神様のちょうど良い時間の流れの中で保たれ養われています。自然界全てが神様の恵みの御手の中です。


(7-11)

感謝をもって主に歌え。竪琴に合わせてわれらの神にほめ歌を歌え。

神は濃い雲で天をおおい地のために雨を備えまた山々に草を生えさ

獣にまた鳴く烏の子に食物を与える方。

神は馬の力を喜ばず人の足の速さを好まれない。

主を恐れる者と御恵みを待ち望む者とを主は好まれる。



この当時、馬は人間が利用できるスピードであり軍事力でした。今も僕らは速さを求めがちです。が、神様が願っておられるのは効率ではなく、神様の中に憩い、感謝し、賛美することです。崩壊したエルサレムは再建し、砕かれ傷ついた人たちは癒されます。100パーセント主の御手の中、主が言われることはその通りになります。


(1-6)

ハレルヤ。まことにわれらの神にほめ歌を歌うのは良い。まことに楽しく賛美は麗しい。

主はエルサレムを建てイスラエルの散らされた者たちを集められる

主は心の打ち砕かれた者を癒やし彼らの傷を包まれる。

主は星の数を数えそのすべてに名をつけられる。

われらの主は偉大であり力強くその英知は測り知れない。

主は心の貧しい者を支え悪しき者を地面に引き降ろされる。


今日も自分でなく、スピードでもなく、神様を求め、信頼し感謝し賛美する日でありますように。ハレルヤ! 

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