2022年12月14日水曜日

ヨハネ19.31-42

 ヨハネ19.31-42


イエス様の人生、産まれ方、教え、死に方、復活することは、イエス様が作ったものでも演じたものでもなく、そのずっと前から預言されていた神様のことばの実現ですそれが作り話でなく真実であることを証明する記録が今日の箇所です。


神様の怒りとさばきは子羊を身代わりに殺すことで過越される、という教えが旧約聖書にあります。イエス様の時代より1500年くらい前、神様のさばきがエジプト全土に下され、全ての家の長男が殺されました。その時に神様はイスラエル人たちに身代わに子羊を殺すように、そしてその羊の骨は折ってはならない、と命令されます。(出エジプト12章46節後半)それ以来、イスラエルでは毎年それを記念して過越の祭りを行い、子羊を殺して感謝しますが骨だけは折りません。この子羊はイエス様を表したものであったことが新約聖書によって明らかになります。旧約の預言の通り、殺されたイエス様の骨は折られることがありませんでした。


(32-33)

そこで、兵士たちが来て、イエスと一緒に十字架につけられた一人目の者と、もう一人の者の脚を折った。

イエスのところに来ると、すでに死んでいるのが分かったので、その脚を折らなかった。


(36)

これらのことが起こったのは、「彼の骨は、一つも折られることはない」とある聖書が成就するためであり、



兵士が骨を折ろうとしたところ、イエス様はすでに死んでいたので、骨を折られませんでした。人間から見ればただの偶然です。でも、これはみことばが真実であることの証明です。「見よ、世の罪を取り除く神の子羊。」です。(ヨハネ1.129)イエス様こそ僕らの罪を救うために殺された子羊です。他に詩篇でも「主は、彼の骨をことごとく守り、その一つさえ、砕かれることはない」(詩篇34編20節)と預言されています。


また、3人の死刑囚の中でイエス様だけが槍で突き刺されました。これも預言の実現です


(34)

しかし兵士の一人は、イエスの脇腹を槍で突き刺した。すると、すぐに血と水が出て来た。


(37)

また聖書の別のところで、「彼らは自分たちが突き刺した方を仰ぎ見る」と言われているからである。


旧約聖書ゼカリヤ書12章10節に、「彼らは自分たちが突き刺した方を仰ぎ見る」という預言があります。人々はキリストを突き刺し、その後、自分たちがキリストにしたことの罪を知って、激しく悲しみ、悔い改め、信じる時が来るという預言ですこれは黙示録でも預言されている言葉です


(黙示録1.7)

見よ。彼が雲に乗って来られる。すべての目、ことに彼を突き刺した者たちが、彼を見る。地上の諸部族はみな、彼のゆえに嘆く。しかり。アーメン


骨が折られなかったことも、槍で刺されたことも、全てが神様のことばの通りでした。神様のことばは全てが事実となりました。そして今後もその通りに実現します。預言とそれが真実であることは聖書が証明しています。それは僕らが聖書を信じるため、信じて救われるためです


(35)

これを目撃した者が証ししている。それは、あなたがたも信じるようになるためである。その証しは真実であり、その人は自分が真実を話していることを知っている。


神様のことばは実現します。作り話とか神話とかでなく、世界は神様のことばによって造られ、今も動き、将来もみことばの通りになります。それを毎日読み、聞き、従うことは、僕らが真実に、間違うことなく生きるためです聖書のことばは真実です。必ず実現します。信頼しましょう。この世がどんなに歪んでも、聖書のことばは真実です信じる人は救われます。ハレルヤ!

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