ヨブ34.1-20

 僕らが理解できなくても、神様は主権者としてこの世界を統治されています。僕らが「神様、どうしてですか？」と思う出来事であっても、神様は悪を行うことは、全てにおいて正しく支配されています。

（10-12）

だから、あなたがた良識のある人々よ、私に聞け。神が悪を行うなど、全能者が不正をするなど、絶対にあり得ない。

神は、人の行いに応じて報いをし、それぞれをその道にしたがって取り扱われる。神は決して悪を行わない。全能者はさばきを曲げない。

この世の全ての人は神様の御手の中にあります。どんなことがあっても神様は良い方です。神様を悪者扱いはできません。

（18-19）

人が王に向かって「よこしまな者」と言い、高貴な人に向かって「悪者」と言えるだろうか。この方は、首長たちをえこひいきせず、上流の人を貧しい民より重んじることはない。彼らはみな、神の御手のわざだからだ。

僕ら人間はすでに、自分のしたことの報いを受けていますが、終わりの日には完全に自分たちの行いの結果を自分たちが背負うことになります。エリフは「人の行いに応じて報いをし、それぞれをその道にしたがって取り扱われる。」（11）と言いますが、それは聖書全体が主張していることです。

（黙示録22:12） 

「見よ。わたしはすぐに来る。わたしはそれぞれのしわざに応じて報いるために、わたしの報いを携えて来る。

ヨブは何か悪いことしたために苦しんでいるのだ、報いを受けているのだ、と思われていましたが、実際ヨブが後で受けた報いは最高の祝福でした。人の目に見えることと、神様の判断は違います。そして、神様は間違うことがありません。

神様のなさることは完璧です。人がどんなに疑問に思っても神様は完璧です。「主のみわざは完全。まことに、主の道はみな正しい。主は真実の神で、偽りがなく、正しい方、直ぐな方である。」（申命記32,4）

今日も信頼しましょう。全ての出来事に神様が主権を持って関わって下さっています。神様は良いお方です。 神様が間違う事はありません。ハレルヤ！