2022年12月13日火曜日
エゼキエル4章
食べることや着ることを心配しなくていいように、良いものを豊かに与えて下さるのが神様です。聖書によるといつもそのようにしておられることがわかります。だのに、神様の愛と恵みを忘れて、変な方向に進んでおかしくなるのが人間です。
当時のイスラエルは神様を知りつつもガンコになり反抗し、偶像のおかげ、お金のおかげ、自分のおかげ、と高ぶるようになっていました。
そんな彼らに神様は預言者エゼキエルを通して警告します。今回の預言は実演つきの見てわかる預言です。
模型のエルサレムの町を作らせ、そこに敵の軍隊が包囲する模型を作らせます。まるで神様が彼らに顔をしっかり向けているように、エゼキエルに顔をしっかり向けさせます。
(1-3)
人の子よ。あなたは粘土の板を一枚取り、それを自分の前に置き、その上にエルサレムの町を描け。
それから、それに対する包囲網を張れ。それに対して塁を築き、包囲壁を作れ。それに対して陣営を設け、周りに城壁崩しを配備せよ。
また、鉄の板一つを取り、それをあなたと町との間に鉄の壁として立てよ。あなたが自分の顔をしっかりとこの町に向けると、この町は包囲される。あなたがこれを攻め囲むのだ。これがイスラエルの家に対するしるしだ。
次に、預言者エゼキエルはギリギリの食べ物だけで飢え渇きます。1日200グラムちょっとのまずいパンと、水は1日600mlくらいです。これは最低限の食べ物です。これを一年以上です。神様から離れたらどうなるかをエゼキエルは実演つきで人々に示します。
(7-12)
それから、あなたは顔をしっかりと、包囲されているエルサレムの方に向け、腕をまくり、これに向かって預言せよ。
見よ。わたしはあなたに縄をかけ、あなたの包囲の期間が終わるまで寝返りができないようにする。
あなたは小麦、大麦、そら豆、レンズ豆、粟、裸麦を取り、それらを一つの器に入れ、それで自分のためにパンを作り、あなたが脇を下にして横たわっている日数、すなわち三百九十日間それを食べよ。
あなたが食べる食物は、重さにして一日分二十シェケルである。一日一回それを食べよ。
あなたが飲む水も、六分の一ヒンを量って、それを一日一回飲め。
あなたは大麦のパン菓子を食べよ。それを彼らの目の前で、人の糞で焼け。」
神様に反逆するイスラエル人たちはこの通りに飢え渇き、多くの人たちが餓死しました。次の章では「あなたのうちの父は自分の子どもを食べ、子どもは自分の父を食べるようになる。」とあります。(5.10)
そうなる前に神様からの警告が何度もされています。僕らが苦しみや飢えは、その中に神様からメッセージがあります。悔い改めるべき罪や手放すべき偶像や高ぶりがあります。エゼキエルは自分が先に本当に飢え渇くことで警告を与えました。イエス様ご自身も先に神様に呪われ、捨てられ、十字架で殺されることを通して、僕らに悔い改めなさい、と警告しておられます。
本来、食べることや着ることを心配しなくていいように、良いものを豊かに与えて下さるのが神様です。「主を尋ね求める者は、良いものに何一つ欠けることはない。」(詩篇34.10)「あなたがたに、よくしてくださらないわけがありましょうか。信仰の薄い人たち。そういうわけだから、何を食べるか、何を飲むか、何を着るか、などと言って心配するのはやめなさい。」(マタイ6.30-31)
何かおかしいな?と思ったら自分の中に手放すべき偶像はないかどうか、調べてみましょう。神様に信頼せず、高ぶってないか、他のものを求めてないか調べましょう。主は良いもので満たそうとしておられます。悔い改める人を主は豊かに受け入れ回復させてくださいます。苦しみを通して僕らを回復させてくださる神様です。神様は豊かに満たそうとしておられます。罪の結果は呪いと苦しみです。神様を離れて何も良いことはありません。
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