信仰生活とは神様との対話です。良い子を演じて不満を言わないことではありません。自分の気持ちを言葉にすることは大事なことです。ヨブは自分の苦しみを、そして神様への不満を言葉にして嘆きます。ヨブは苦しみの中で、せめて寝ている間だけは一息つけるか、と思いましたが叶いませんでした。神様が一晩中苦しみを与え続けています。
(4-5)
私は横になるときに言う。「いつ起き上がれるだろうか」と。夜は長く、私は夜明けまで寝返りを打ち続ける。私の肉は、うじ虫と土くれをまとい、皮膚は固まっては、また崩れる。
(13-14)
寝台が私を慰め、寝床が嘆きを負ってくれると私が思っても、
あなたは、いくつもの夢で私をおののかせ、幻によって私をおびえさせます。
ヨブの苦しみは特別に神様に標的にされているかのようです。どうして自分だけが神様に集中的に苦しめられるのかと訴えます。もはや痛みから解放されるのは死だけだと言います。
(15)
私のたましいは窒息を、私のからだではなく死を選びます。
どうしてこんな小さな自分を神様はターゲットにするのか、どうしてこんな自分を見張り、攻撃し続けるのか、と訴えます。
(12)
私は海でしょうか、それとも竜でしょうか。あなたが私の上に見張りを置かれるとは。
ヨブの苦しみは神様にとって何もメリットはありません。もっと他に大事なことがあるはずです。彼は人生を憎み、早く終わってほしいと願います。ヨブは怒りと恨みを込めて、神に抗議しました。
(19-20)
いつまで私から目をそらしてくださらないのですか。唾を飲み込む間も、私を放っておいてくださらないのですか。
私が罪ある者だとしても、人を見張るあなたに、私は何ができるでしょう。どうしてあなたは、私を標的とされるのですか。私は、自らを重荷としなければならないのですか。
これらの怒りや嘆きを神様はすベて聞いてくださり、後で答えてくださいます。(38章)正しいかどうかよりも、自分の気持ちを言葉にすることは大事なことです。信仰生活とは神様との対話です。僕らが心を注ぎ出しますように。
(詩篇 62:8)
民よ。どんなときにも、神に信頼せよ。あなたがたの心を神の御前に注ぎ出せ。
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