2022年12月13日火曜日

黙示録8章

 黙示録は僕達に希望を与えてくれる本です

天国の素晴らしい礼拝の様子が書かれています。

でも、同時にこの世の終わりに起こる神の恐ろしい裁きも書かれています。神様はこの世の悪を一掃し、悪魔も神様によって滅ぼされていきます。今日からいよいよ神の裁きが始まる箇所です。


その神様の裁きがいよいよ始まる前に、クリスチャン達の祈りが神様に届き、祈りと共に始まることが今日の箇所でわかります。僕らの祈りと神様の裁きはセットです、僕らの祈りは用いられ、苦しむ人の叫びは聞かれます。その呻きや祈りと一緒に神様の最終的な裁きが始まります


(2)

それから私は、神の御前に立っている七人の御使いたちを見た。彼らに七つのラッパが与えられた。


ラッパは神様のさばきが始まる合図です。イエス様がこの地上にもう一度来られる時にラッパの響きがあることは聖書が何度も繰り返しています。(1テサ4.16、1コリント15.52、マタイ24.31など)聖書の時代、ラッパは大勢の人に同時に合図をする唯一の手段でした。そのように、この世の終わりには世界中の人たちがわかるようにに神のさばきの合図があります。


繰り返しますが、神様のさばきは僕らの嘆きや祈りとセットで行われます。この世の終わりにはますます迫害が激しくなり、愛は冷えていく時代になります。神様は陶器師が器を作り、気に入らない器を壊すように、この悪に染まったこの世界を壊す権威を持っています。(イザヤ30.14、ローマ9.20-21など)それは僕らの祈りが聞かれ、選ばれた人たちが救われることとセットです。この後神様の様々な恐ろしいさばきが始まりますが、それは「額に神の印を持たない人たちには加えてよい、と言い渡され」ています。(9:4)イエス様も、裁きの時には「御使いたちは、天の果てから果てまで、四方からその選びの民を集めます。」と言われ、イエス様を信じて救われる人は裁かれないことがわかります。(マタイ24.31)


神様のさばきは僕らの祈りとセットです。神様こそ世界を支配する唯一の主権者だけども、神様は信仰者の祈りとセットで歴史を動かすことがわかります。今日の箇所に書かれている神様にささげられる香の煙のことは聖徒たちの祈りであった。」(5:8)と書かれています。


(3-6)

また、別の御使いが来て、金の香炉を持って祭壇のそばに立った。すると、たくさんの香が彼に与えられた。すべての聖徒たちの祈りに添えて、御座の前にある金の祭壇の上で献げるためであった。

香の煙は、聖徒たちの祈りとともに、御使いの手から神の御前に立ち上った。

それから御使いは、その香炉を取り、それを祭壇の火で満たしてから地に投げつけた。すると、雷鳴と声がとどろき、稲妻がひらめき、地震が起こった。また、七つのラッパを持った七人の御使いたちは、ラッパを吹く用意をした。


ラッパが鳴るたびに下される神様のさばきは恐ろしいものです。

でもそれはこの世で苦しめられ続け、呻きつつ祈り続けた人たちにとっては救いです。復讐は神様だけがなさることです。(ローマ12.19、マタイ5.44など)僕らは仕返しせず、悲しみや嘆きをそのまま神様に祈るように教えられています。それは立ち上る香の煙として神様に届いています。


この世の終わりの神様のさばきは、出エジプト記に書かれている虐待され続けたイスラエルの嘆きや叫びと、それを聞いてくださり救ってくださった神様の憐れみとすごく似ています。その時にも祈りが聞かれたことが書かれています。


(出エジプト 2:23 

イスラエル人は労役にうめき、わめいた。

彼らの労役の叫びは神に届いた。(中略神はイスラエル人をご覧になった。神はみこころを留められた。


(出エジプト 3:9 

見よ。

今こそ、イスラエル人の叫びはわたしに届いた。

わたしはまた、エジプトが彼らをしいたげているそのしいたげを見た。


今日も神様に悲しいこと、辛いこと、虐げられていること全部祈りましょう。神様が正しくさばいてくださいます。復讐は神様だけがなさることです。ハレルヤ!


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