2023年1月11日水曜日

1列王記12.19-33

 神様は「ねたむ神」です。普通、ねたみは普通は悪いことですが、でも正しい関係が壊される時にねたむのは良いことです。例えば、妻が他の男に心が移るのをねたみ、怒るのは正しいことです神様はイスラエル人たちを愛する妻のように、宝の子どもたちのように愛しておられます。彼らが偶像を拝むことを神様は怒り、ねたみます。これは正しい感情です。神様とイスラエルは契約を結んでいます。それには次のように書かれています。


(出エジプト 20:4-6) 

あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。上の天にあるものでも、下の地にあるものでも、地の下の水の中にあるものでも、どんな形をも造ってはならない。それらを拝んではならない。それらに仕えてはならない。

あなたの神、主であるわたしは、ねたむ神、わたしを憎む者には、父の咎を子に報い、三代、四代にまで及ぼし、わたしを愛し、わたしの命令を守る者には、恵みを千代にまで施すからである。


この契約の言葉は最も大事なものとして石の板に刻まれて、契約の箱の中に納められました。ところが、ソロモン王は晩年になってこの契約を破り、偶像礼拝をしました。神様は怒り、契約の通りにその罪に報います。神様はソロモン王に反逆するヤロブアムを起こし、国を分裂させ、10部族をヤロブアムに与えました。


(11.31-33)

ヤロブアムに言った。「十切れを取りなさい。イスラエルの神、主はこう言われる。『見よ。わたしはソロモンの手から王国を引き裂き、十部族をあなたに与える。(…中略…)というのは、人々がわたしを捨て、シドン人の女神アシュタロテや、モアブの神ケモシュや、アンモン人の神ミルコムを拝み、父ダビデのようには、わたしの目にかなうことを行わず、わたしの掟と定めを守らず、わたしの道に歩まなかったからである。


神様のみことば通りに、次の世代になって10部族はソロモンの子レハブアム王から離れます。

ソロモンから離れた人々はヤロブアムを王様にしました。ところが、ヤロブアムもまた人々に偶像を礼拝させます。


(28-31)

王は相談して金の子牛を二つ造り、彼らに言った。「もうエルサレムに上る必要はない。イスラエルよ。ここに、あなたをエジプトから連れ上った、あなたの神々がおられる。」

それから彼は一つをベテルに据え、もう一つをダンに置いた。

このことは罪となった。民はこの一つを礼拝するためダンまで行った。

それから彼は高き所の宮を造り、レビの子孫でない一般の民の中から祭司を任命した。


契約を破ることは、その世代のみならず次の世代までもがおかしくなる結果になります

ソロモンは神様よりも、妻たちを愛し妻たちに気に入られるために偶像礼拝をしました。偶像礼拝はいつもこの世を愛することです。ヤロブアムもまた、神様よりも人々が自分から離れないようにと願い、人々がエルサレムに礼拝に行くことで自分から離れてしまうのではないか、と心配して人々に偶像を拝ませました。


(26-27)

ヤロブアムは心に思った。「今のままなら、この王国はダビデの家に帰るだろう。

この民が、エルサレムにある主の宮でいけにえを献げるために上ることになっているなら、この民の心は彼らの主君、ユダの王レハブアムに再び帰り、彼らは私を殺して、ユダの王レハブアムのもとに帰るだろう。」


偶像礼拝の原因はいつも自己保身です。神様よりも自分の損得、自分の都合、この世を愛することですヤロブアムは宗教を利用して人々が自分から離れないようにさせます。


神様は僕らを愛し、僕らと愛の契約を結んでおられます。この神様にとどまることが何よりも安全で正しいことです

神さまは「ねたむ神」です。僕らを愛するがゆえです神様から離れ偶像に心が移るなら、平安も喜びも失ってしまいます。しかもそれは次の世代の祝福さえ失わせてしまいます。僕らが今日も神さま一筋でありますように。神様に愛されています。離れる必要は何もなく、偶像を作る必要は何もありません!


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