2023年1月11日水曜日

1列王記20.1-21

 聖書は「人を恐れるとわなにかかる。しかし主に信頼する者は守られる。」と言います。(箴言29:25)僕らは意見の強い人、力の強い人を恐れ、顔色をうかがっていつの間にか支配されてしまいます。でも、王の王、本当に支配者は主です。「支配者の顔色をうかがう者は多い。しかし人をさばくのは主である。」とあります。(箴言29:26)神様を知らない人は、人の力の強さを恐れたり行動を決めたりします。イスラエルの王アハブも自分より強いアラム軍に包囲され、自分より強いベン・ハダデに要求を突きつけられると断れませんでした。


(1-4節)

アラムの王ベン・ハダドは彼の全軍勢を集めた。彼には三十二人の王と、馬と戦車があった。彼はサマリアに上り、これを包囲して攻め、

町に使者たちを遣わして、イスラエルの王アハブにこう言った。「ベン・ハダドはこう言われる。『おまえの銀と金は私のもの。おまえの妻たちや子どもたちの、最も美しい者も私のものだ。』」イスラエルの王は答えた。「王よ、仰せのとおりです。この私、および、私に属するものはすべてあなたのものです。」


敵の要求はエスカレートします。明日、全てを奪いに来る、という予告がきます。それを断わった途端に攻撃されそうになりました。


(6-9節)

明日の今ごろ、私の家来たちを遣わす。彼らは、おまえの家とおまえの家来たちの家の中を探し、たとえ、おまえが一番大事にしているものさえ、手をかけて奪い取るだろう。』」(…中略…)そこで、彼はベン・ハダドの使者たちに言った。「王に言ってくれ。『初めにあなたがこのしもべにお求めになったことは、すべてそのようにいたしますが、このたびのことはできません。』」使者たちは帰って行って、このことを報告した。


(12節)

ベン・ハダドは、このことばを聞いたとき、王たちと仮小屋で酒を飲んでいたが、家来たちに「配置につけ」と命じたので、彼らはこの町に向かう配置についた。


アハブ王は神様を裏切り続け、偶像礼拝をする最悪な王様ですそんな王でも、なんと神様が助け勝利させてくださいます。圧倒的な相手の前に小さな兵力なのに、神様は勝利することを教えてくださいました。勝利の目的は「主だけが本物の神様であり支配者」であることをアハブ王が知るためです


(13-15節)

ちょうどそのころ、一人の預言者がイスラエルの王アハブに近づいて言った。「主はこう言われる。『あなたは、この大いなる軍勢を見たか。見よ、わたしは今日、これをあなたの手に引き渡す。こうしてあなたは、わたしこそ主であることを知る。』」

アハブが「それは、だれによってでしょうか」と尋ねると、その預言者は言った。「主はこう言われる。『諸州の首長に属する若い者たちによって。』」アハブが「だれが戦いを仕掛けるのでしょうか」と尋ねると、「あなたですと答えた。彼が諸州の首長に属する若い者たちを調べてみると、二百三十二人いた。そのほか、すべての兵、すべてのイスラエル人を調べたところ、七千人いた。


(20-21節)

彼らはそれぞれ相手に打ち勝ったので、アラム人は逃げ、イスラエル人は追った。アラムの王ベン・ハダドは馬に乗り、騎兵たちと一緒に逃れた。イスラエルの王も出陣し、馬と戦車を討ち、アラム人を討って大損害を与えた。


僕らは人を恐れ、人に支配されがちです。でも、本当の支配者は主だけです。主の言葉に信頼し、主の力に依り頼む人は守られます。神様は力と栄光を現してくださいます。神様を求め従いましょう。神様こそ王の王、全ての上におられる支配者です。ハレルヤ!

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