2023年1月11日水曜日

2列王記1章

 僕らは信頼できる人に相談したいと思います。知恵があり、判断力があり、そして自分のことを理解してくれ、愛し、味方になってくれる人を求めます。そして神様こそがその相手です。神様は何度も「わたしに聞け」と教えています。神様は僕らを愛し教え導こうとされています。この愛と信頼の関係を壊す存在がいるなら、神様は「ねたむ神」です。これは正しいねたみです

例えば夫婦関係を壊す浮気相手が現れたら、激しく妬み、怒るのは正しいことです。神様はその意味で妬む神様です


(出エジプト20.3-5)

あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。

上の天にあるものでも、下の地にあるものでも、地の下の水の中にあるものでも、どんな形をも造ってはならない。

それらを拝んではならない。それらに仕えてはならない。

あなたの神、主であるわたしは、ねたむ神、わたしを憎む者には、父の咎を子に報い、三代、四代にまで及ぼし、 わたしを愛し、わたしの命令を守る者には、恵みを千代にまで施すからである。


イスラエルの王アハズヤは病気になった時に偶像に癒しを求め、また知恵も偶像に求めました。


(2)

アハズヤは、サマリアにあった彼の屋上の部屋の欄干から落ちて重体に陥った。彼は使者たちを遣わし、「行って、エクロン(ペリシテ人の町)の神、バアル・ゼブブ(ハエの主という意味の偶像)に、私のこの病が治るかどうか伺いを立てよ」と命じた。


偶像礼拝はアハズヤ王の前の世代(アハブ王)からの罪でした。神様は何度も警告し、また、悔い改めないなら滅ぼされると言っておられました。預言者エリヤは神様からの言葉を伝えます。


(3-4)

そのころ、主の使いがティシュベ人エリヤに告げた。「さあ、上って行って、サマリアの王の使者たちに会い、彼らにこう言え。『あなたがたがエクロンの神、バアル・ゼブブに伺いを立てに行くのは、イスラエルに神がいないためか。

それゆえ、主はこう言われる。あなたは上ったその寝台から降りることはない。あなたは必ず死ぬ。』」そこでエリヤは出て行った。


神様の言葉の通りに、アハズヤ王は死にました。


17

王は、エリヤが告げた主のことばのとおりに死んだ。


僕らが聞くべきは、生きておられ答えてくださる唯一の神様です伺う、質問する、相談する、願う、というのは信頼の現れ、愛の行為です神様こそが僕らが相談し祈り、伺い、聞くべき方です。神様は惜しげもなく、とがめることなく教えてくださいます。(ヤコブ1.5)だから僕らは遠慮なく相談することができます。祈りの中で「神様、どうでしょう。」「これでいいでしょうか。」「神様、わかりません。教えてください。どんな小さいことも相談しましょう。それこそが愛と信頼の関係です


(ピリピ 4:6-7)

何も思い煩わないで、あらゆるばあいに、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。

そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。


さて、死を預言されたアハズヤはへり下ることなく、悔い改めることもありませんでした。また、預言者エリヤを逮捕するために遣わされた軍隊は天からの火で焼き尽くされてしまいました。


(8-10節)

彼らが「毛衣を着て、腰に革の帯を締めた人でした」と答えると、アハズヤは「それはティシュベ人エリヤだ」と言った。

そこでアハズヤは、五十人隊の長を、その部下五十人とともにエリヤのところに遣わした。隊長がエリヤのところに上って行くと、そのとき、エリヤは山の頂に座っていた。隊長はエリヤに言った。「神の人よ、王のお告げです。下りて来てください。」

エリヤはその五十人隊の長に答えて言った。「私が神の人であるなら、天から火が下って来て、あなたとあなたの部下五十人を焼き尽くすだろう。」すると、天から火が下って来て、彼とその部下五十人を焼き尽くした。


悔い改めることなく偶像に聞き従うアハズヤ王は、警告された通りに死にました。


(16-17)

王に言った。「主はこう言われる。『あなたが使者たちをエクロンの神、バアル・ゼブブに伺いを立てに遣わしたのは、イスラエルにみことばを伺う神がいないためか。それゆえ、あなたは上ったその寝台から降りることはない。あなたは必ず死ぬ。』」

王は、エリヤが告げた主のことばのとおりに死んだ。


僕らが誰を信頼し、誰に相談し、伺いを立てているかで、僕らが信頼して愛している相手がわかります。神様こそ僕らが信頼してまず伺うべき相手です神様以外を優先的に信じて伺い従うなら、それは神様にとって悲しみと怒り、そして妬みの対象ですあなたは下のカッコの中に入る人やモノがあるでしょうか。


『あなたが(      )に伺いを立てのは、あなたにみことばを伺う神がいないためか。

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