2023年1月11日水曜日

2列王記6.24-33

 この世界は壊れて行き、戦争や飢饉が起こり、最後には全てが滅ぼされると聖書は預言しています。(マルコ13.1-8など多数)

世界が壊れていく原因は人間が神様を離れ、裏切り、罪を犯したからです。(創世記3.18-19)滅んでいく世界の中でイエス様は救われる方法を教えてくださいました。それは「悔い改めて福音を信じる」ことです。(マルコ1.15)それは自分の罪を認め謝ることです神様は赦してくださいます。そして今度は神様に従う生活をスタートすることです


僕らの目の前には祝福と呪いの2つの道が用意されています。

神様は祝福と呪いの2つがあることを、はじめにイスラエル人たちに教えてくださいました。祝福はもちろん素晴らしいものですそれは神様に従うことで与えられます。


(申命28:1-5 

もし、あなたが、あなたの神、主の御声によく聞き従い、私が、きょう、あなたに命じる主のすべての命令を守り行なうなら、あなたの神、主は、地のすべての国々の上にあなたを高くあげられよう。あなたがあなたの神、主の御声に聞き従うので、次のすべての祝福があなたに臨み、あなたは祝福される。あなたは、町にあっても祝福され、野にあっても祝福される。あなたの身から生まれる者も、地の産物も、家畜の産むもの、群れのうちの子牛も、群れのうちの雌羊も祝福される。あなたのかごも、こね鉢も祝福される。


用意されている呪いは悲惨です飢饉や戦争のために自分の子どもでさえ食べることが預言されています。


(申命 28:53-56 

あなたは、包囲と、敵がもたらす窮乏とのために、あなたの身から生まれた者、あなたの神、主が与えてくださった息子や娘の肉を食べるようになる。あなたのうちの最も優しく、上品な男が、自分の兄弟や、自分の愛する妻や、まだ残っている子どもたちに対してさえ物惜しみをし、自分が食べている子どもの肉を、全然、だれにも分け与えようとはしないであろう。

あなたのすべての町囲みのうちには、包囲と、敵がもたらした窮乏とのために、何も残されてはいないからである。あなたがたのうちの、優しく、上品な女で、あまりにも上品で優しいために足の裏を地面につけようともしない者が、自分の愛する夫や、息子や、娘に、物惜しみをし、自分の足の間から出た後産や、自分が産んだ子どもさえ、何もかも欠乏しているので、ひそかに、それを食べるであろう。


文字通りに子どもを食べる呪いがイスラエルに起こりました。原因は王様も民も神様を裏切り、従わず、罪を愛して離れなかったからです


(26-30節)

イスラエルの王が城壁の上を通りかかると、一人の女が彼に叫んだ。「わが主、王よ。お救いください。」(中略)それから王は彼女に尋ねた。「いったい、どうしたというのか。」彼女は答えた。「この女が私に『あなたの子どもをよこしなさい。私たちは今日、それを食べて、明日は私の子どもを食べましょう』と言ったのですそれで私たちは、私の子どもを煮て食べました。その翌日、私は彼女に『さあ、あなたの子どもをよこしなさい。私たちはそれを食べましょう』と言ったのですが、彼女は自分の子どもを隠してしまったのです。」王はこの女の言うことを聞くと、自分の衣を引き裂いた。


神様は僕らにも何度も警告してくださっています。悔い改めて神様に立ち返るために聖書は僕らに繰り返してその悲惨さを伝えています。ですが、僕ら人間は自分の罪を認めず、「神が悪い」と責任転嫁をします。

この時の王は、神のせいにして、神様の預言者エリシャを殺そうとします。


31

彼は言った。「今日、シャファテの子エリシャの首が彼の上についていれば、神がこの私を幾重にも罰せられますように。」


僕らはあの人が悪い、この人が悪い、神が悪い、と責任転嫁をします。家庭でも、職場でも、なんと教会でも、人のせいにするのが僕らの罪の性格です。最初の人アダムも、罪を犯してしたことは、責任転嫁でした。彼は「あなたが私のそばに置かれたこの女が、あの木から取って私にくれたので、私は食べたのです。」(創世記3.12)と言います。「私は悪くない」と言わんばかりです


罪は赦されます。世界が滅んでも、死んでも、悔い改めて福音を信じる人は回復し、救われます。罪の赦しこそ福音です福音があるから僕ら自分の罪を認めることができます。赦しがなければ罪を認めるなんて恐ろしくてできません。まず自分の罪を認め、謝りましょう。そして、他の人の罪も一緒に謝り、神様に赦しを祈りましょう。


罪を他の人や環境のせいにして、悔い改めずにいることはないでしょうか? 


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