2023年2月1日水曜日

1サムエル19章

 神様は選んだ人を徹底的に守ってくださいます。ダビデは神様から選ばれた人で、イスラエルの王となることが決まっていました。(1サムエル16.1-12)ですが、現状はサウル王に激しく命を狙われ続けた人です


(1節)

サウルは、ダビデを殺すと、息子ヨナタンやすべての家来に告げた。しかし、サウルの息子ヨナタンはダビデを非常に愛していた。


王に命を狙われても神様はダビデを守り続けてくださいます。僕らは人の欠点や悪口を広めることが大好きですですが、イエス様は逆です。人の罪や欠点がある人を弁護し守り、覆ってくださいます。サウル王の息子ヨナタンはダビデをかばい続け、父を説得してダビデを守ります。愛は人の良い所を伝えて人を守ります。ヨナタンはダビデの良いことを父に伝えて弁護します。神様がダビデを守ってくださいましたが、それはヨナタンの弁護を通してです神様の守りは人間を用いられます。


(4-7節)

ヨナタンはダビデを弁護し、父サウルに言った。「王よ、しもべダビデのことで罪を犯さないでください。彼はあなたに対して罪を犯してはいません。むしろ、彼のしたことは、あなたにとって大きな益となっています。5彼が自分のいのちをかけてペリシテ人を討ったので、主は大きな勝利をイスラエル全体にもたらしてくださったのですあなたはそれを見て喜ばれました。なぜ、何の理由もなくダビデを殺し、咎のない者の血を流して、罪ある者となられるのですか。」6サウルはヨナタンの言うことを聞き入れた。サウルは誓った。「主は生きておられる。あれは殺されることはない。」7ヨナタンはダビデを呼んで、このことすべてを告げた。ヨナタンがダビデをサウルのところに連れて来たので、ダビデは以前のようにサウルに仕えることになった。


サウルの殺意は落ち着きましたが、それはひと時だけでした。しばらくするとまた殺そうとします。それでも神様はダビデを守ってくださいます。今度は妻ミカルの助けによってダビデは守られます。


(9-12節)

9わざわいをもたらす、主の霊がサウルに臨んだ。サウルは自分の家で座っていて、手には槍を持っていた。ダビデは竪琴を手にして弾いていた。10サウルは槍でダビデを壁に突き刺そうとした。ダビデがサウルから身を避けたので、サウルは槍を壁に打ちつけた。ダビデは逃げ、その夜は難を逃れた。11サウルはダビデの家に使者たちを遣わし、彼を見張らせ、朝に彼を殺そうとした。ダビデの妻ミカルはダビデに告げた。「今夜、自分のいのちを救わなければ、明日、あなたは殺されてしまいます。」12そして、ミカルはダビデを窓から降ろし、彼は逃げて難を逃れた。


ダビデは逃げて預言者サムエルのところに一緒に住みます。サムエルによっても守られます。それでもサウルは殺すために追いかけてきます。神様は、今度は預言をする霊をサウルの使者たちに与えられ、彼らがダビデを捕らえずに預言することで守ってくださいました。


(18節)

ダビデは逃げて、難を逃れ、ラマのサムエルのところに来た。そしてサウルが自分にしたこと一切をサムエルに告げた。彼とサムエルは、ナヨテに行って住んだ。


(20-21節)

サウルはダビデを捕らえようと、使者たちを遣わした。彼らは、預言者の一団が預言し、サムエルがその監督をする者として立っているのを見た。神の霊がサウルの使者たちに臨み、彼らもまた、預言した。21このことをサウルに告げる者がいたので、彼はほかの使者たちを遣わしたが、彼らもまた、預言した。サウルはさらに三度目の使者たちを遣わしたが、彼らもまた、預言した。


サウル自身もダビデを殺すために追いかけてきますが、サウルも預言する霊が与えられ預言してしまうことでダビデは逃げることができました。


(23-24節)

サウルはそこへ、ラマのナヨテへ出て行った。彼にも神の霊が臨んだので、彼は預言しながら歩いて、ラマのナヨテまで来た。24彼もまた衣類を脱ぎ、サムエルの前で預言し、一昼夜、裸のまま倒れていた。


ダビデは選ばれた人ですが、脅され続け、命を狙われ続けた人です。それでも神様は彼を守ります。イエス様もまた、神様のみ子ですが、苦しみを受け続けた方ですそれでも神様はイエス様を守り、復活と栄光を与えてくださいました。

僕らはダビデやイエス様とは違う、と思うかもしれません。でも、聖書によると、僕らもダビデやイエス様と同じように、神様の守りと栄光が約束されています。苦しみはありますが、将来の栄光は確定です


(ローマ8.17-18)

私たち(クリスチャン)はキリストと、栄光をともに受けるために苦難をともにしているのですから、神の相続人であり、キリストとともに共同相続人なのです。 18今の時の苦難は、やがて私たちに啓示される栄光に比べれば、取るに足りないと私は考えます。


(ローマ8.29-30)

29神は、あらかじめ知っている人たち(クリスチャン)を、御子のかたちと同じ姿にあらかじめ定められたのです。(…中略…)30神は、あらかじめ定めた人たちをさらに召し、召した人たちをさらに義と認め、義と認めた人たちにはさらに栄光をお与えになりました。


ダビデは選ばれたけれども苦しみを通り、忍耐の数年を過ごしました。それでも彼の選びと栄光は確定していました。同じように僕らも栄光は確定です神様の方法で脱出させてくださいます。


IIコリント4.8-9

私たちは、四方八方から苦しめられますが、窮することはありません。途方にくれていますが、行きづまることはありません。迫害されていますが、見捨てられることはありません。倒されますが、滅びません。


今日も保護と脱出の道は与えられています。先輩たちはいつも苦しみを通らされつつ、でも、希望を持っていました。神様は一秒も見放すことも見捨てることもありません。僕らは神様の保護の中にいます。僕らがこの希望に満ちますように。


(ヘブル 10.35-11.1)

ですから、あなたがたの確信を投げ捨ててはなりません。それは大きな報いをもたらすものなのですあなたがたが神のみこころを行なって、約束のものを手に入れるために必要なのは忍耐です。(…中略…)信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものです

0 件のコメント:

コメントを投稿